プラチナライターインタビュー

いしいさん

いしいさん

自己紹介をお願いします。

書くことは2014年ごろからキュレーションサイトで少しずつ始めていました。当初は本業が暇なときに書くという感じで、本格的に始めてからは2年程度ですね。

子供の頃から書くことが好きで、自作の詩集や紙芝居などを学校で披露していました。好きな作家が芥川龍之介や町田康という個性派揃いなので、Webライターを始めたばかりの頃はかなり悪影響だったなあと今になって感じています(笑)。

2014年はまだグラフィックデザイナーとして活動中でした。それ以前は音楽配信の会社で店舗の内装企画などをしていて、当時は建築系の資格を目指していたんです。印刷物にも関わっていました。会社自体は良かったんですが、直属の上司の私情でリストラされまして・・・。ショックでしたが、逆境に強い性質なんですよ。「見返してやるぞ!」という思いと「独立したかったからラッキー」という思いからデザイナーとして起業しました。

これがなぜか、いきなり順風満帆でしたね。始めてすぐにコンペでフリーペーパーの表紙の仕事が取れて、これで毎月の固定収入を確保!以降、毎月ふざけたキャラを6年ほど作り続けました。某家電メーカーの下請けに入り込むこともできて、DVDやCD-Rなどの商品パッケージや販促品デザインを13年以上やらせていただきました。

この間に結婚したんですが、リーマンショック以降、取引先の経営が悪化したり、夫がリストラされたりしているうち、2015年末にはついに取引先が事業撤退を発表。取引先の方々から次々別れの挨拶や移籍先の案内メールが来て、かなり辛い時期でした。

書くことも仕事にしたかったしタイミングなのかなと、廃業して今は完全にライターです。デザイナー時代から自宅兼事務所なので、作業は専用の部屋で行っています。長い間デザイン業をしていたのでパソコンは全部Macです。Windowsも使えますが、もう20年以上もMacを使い続けています。月に書ける本数は不明ですが、1日5時間〜12時間は書いているんじゃないでしょうか。今は8歳下の夫とマッチョで陽気な小型犬の3人暮らしです。

サグーワークスを利用したきっかけは?

きっかけは夫です。夫がこっそり登録してバンド系の記事を投稿していたようで教えてくれました。「ここ、文章専門でいいよ」と。他のクラウドソーシングも利用していましたが、何か違うなあと感じていたんです。サイト上の入力までしたり、画像を全ページに設定したりという作業が多いんですよね。文章だけしっかり書きたい、でも、どうすればいいんだろうと。デザインみたいに順風満帆とはいかず、本当にいろいろ模索していました。

サグーワークスでプラチナライターになれるまでの数年間は激動でしたね。夫婦で失業したり、夫の転職先がブラックで怪我をして働けなくなったり、詐欺みたいな会社に引っかかって報酬が出なかったり。自分自身も病気をしましたよ。いろいろな弁護士にもお世話になりました。今思えば貴重な経験です。そのときの経験も全部記事や自分の執筆に生かしています。

実際利用してみてどうですか?何か変わったことなどはありますか?

「勉強になる」の一言ですね。プラチナライターになってやっと収入といえる程度の報酬が得られるようになりました。

もちろん、まだまだですが。プラチナにならないとサグーワークスの本当の良さは分かりにくいかもしれません。テストを何度か受けている人は諦めずに挑戦して欲しいです。

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仕事をスムーズにするコツや、ご自身で工夫していることはありますか?

子供の頃から一箇所に落ち着いているのが苦手なんです。落ち着かないときは集中できる音楽を聴いています。ただ、時々なんか眠いなあと思うと、間違えて「睡眠誘導音楽」を聴いているときがあってびっくりしますけど。

資料や参考サイトは集めるだけ集めて集中して読み、できるだけ一気に書くようにしています。好奇心が旺盛なので記事のテーマを実際に体験して書くこともありますよ。

また、外出先で展示会や興味を引くようなお店を見つけると、おじゃましていろいろ聞くことも多いですね。「いくつくらいの方がいらっしゃるんですか?」とか「これはどう活用するんですか?」とか。もちろん、個人情報には触れない内容です。昨年はこんな感じでミニ畳作りを体験しました。現代の畳事情も聞けて楽しい時間でしたよ。デジタルなものも好きですが、着物や骨董品も趣味で、その手のお店や露天商もすかさず覗きます。ただ、骨董は本物を博物館でも見ますけど。

人間観察が好きなので、外出中もいろいろな人を見ています。悩み相談や書き込みなんかをネットの掲示板で見ることも多いですね。で、こういうことが「想定読者」の設定に役立っています。それから工夫とは違いますが、うちは夫婦がそれぞれ基本的にすごく自由な人間なんです。なので、仕事を優先したいときは家事を放棄できるのも助かります。お互いのやりたいことには理解があるし、外出にも協力的ですね。そういう点は恵まれていると思います。

在宅ワークの魅力はなんですか?

通勤がないのが一番の魅力でしょうね。天候や通勤時間を考えなくていいんですから。服装も自由だし、自分のペースでできます。それから、うちの場合は愛犬とずっと一緒にいてあげられることです。現在は夫も自営業で自宅にいるので、散歩も気分転換がてら家族で行けるのは楽しいですね。在宅ワークであれば家にいられるので、お子さんのいる方も安心して子育てができると思いますよ。

また、個人事業主になれば、光熱費や通信費など経費で落とせる部分があるのは大きいと思います。住居費に関しても同様ですし。そして、個人事業主は申告に柔軟性があるのが強みですね。収入が低いときは白色でもいいですが、青色申告にすれば家族を専従者にできますし、控除も増えますよね。不明な点は管轄の税務署に聞けば教えてくれますし、自分でも簡単にできます。かなり収入が増えたら、顧問料を払って税理士に任せるのもいいと思います。

今後、サグーワークスを活用して実現したいことや目標はありますか?

やはり収入アップです。なかなか目標ラインに行けず、悔しいですね。まだデザイナー時代には全然及ばないので。今は精神的にも余裕ができてきたので、もっと勉強しようと思っています。

最後に、あなたにとってサグーワークスとは?

「Webライターで食べていけるんだ」と思えた会社です。正しい文章を学ぶきっかけも与えてくれましたね。実は電子書籍の販売もしているんですが、サグーワークスでかなり文章力があがっているので、「あ、ここ変だったな!」という部分を後からこっそり修正しています。もちろん、書籍はWebライティングとは書き方は異なりますが、細かい部分まで気を付けられるようになりました。

案件の質にも、運営の皆さんの姿勢にも満足しているし、サグーワークスはきっとずっと残るサービスだと思います。良いサービスを立ち上げてくださったことに感謝いたします。

 

ムラオさん
いしいさんありがとうございました。
気分転換に旦那様とお散歩なんて素敵ですね!
ご家族との時間も大切にしつつ、これからもサグーワークスでどんどん執筆していただければと思います。

サグーワークス運営事務局 こまり

記事作成日:2017/12/25

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サグーワークスでは、ライティングの独自テストに合格したライターを「プラチナライター」と呼んでいます。
プラチナライターになると、プラチナライターのみに公開されている高単価の案件を受注することができたり、記事の改善点を知ることができたりと、収入アップ・スキルアップを実現することが可能です。テストは無料で、何度でも挑戦できます。

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