Twitterが文章力向上に役立つ?目からウロコのTwitter活用術

Twitterが文章力向上に役立つ

Twitterで情報を発信している人も多いことでしょう。Twitterはソーシャルネットワークサービスなので、つぶやいた内容は繋がっている人以外も見ることができます。

もしもあなたがTwitterでつぶやいた内容が適切に第三者へと理解されたなら、あなたは高い文章力を持っていることの証明となります。なぜなら短い文字数でも要所をつかんで表現できているからです。

言い換えればTwitterで文章力向上が見込めるため、Twitter利用者は日常でのつぶやきでも文章力を上げる練習をしていきましょう。

140文字に隠された文章作成の難しさ

140文字の文字制限があるTwitterでは、下手をすると読み手に対してあなたの書いた文章が誤解を与えてしまいかねません。140文字はひとつだけの文としては長いですが、2文ならちょうど良いくらい、3文ならやや短い印象を受けます。およそ2文〜3文で適切に伝えたいことを表現するのは、簡単そうに見えて実は難しいことです。

Twitterではしばしば「続く」、「承前」などという言葉と共に何回かに分けて長文をつぶやく人もいますが、読む方は必ずしもすべてのつぶやきを読むわけではありません。何回にも分けて投稿することで間違った意味で捉えられたり、肝心なところが伝えられなかったりします。WebライターたるものWebで発信する情報はどんなときでも正確に伝えていきたいので、140文字の中に上手に情報を詰め込むテクニックを磨きましょう。

短い中にも主語を入れる

文章の読解を困難にさせる原因には、主語が明瞭ではないことが挙げられます。「この間スーパーに行ったときの出来事。車椅子の人が困っていたので助けてあげたらとても感謝されたらしい」というつぶやきがあるとします。文章を読み始めたときは主語がつぶやいた本人だと思うかもしれませんが、最後の「されたらしい」で「もしかしたら本人の体験談ではないかもしれない」と読み手は感じてしまいます。

一方で、この「らしい」は、後日再びスーパーに買い物に行った本人が車椅子の人の家族などとばったり会って、車椅子の人がどれほど感謝していたのかを伝え聞いたという可能性もあります。このつぶやきを正確に第三者に伝えたければ、「私の妹がこの間スーパーに行ったときの出来事。車椅子の人が困っていたので妹が助けてあげたらとても感謝されたらしい」と主語を入れることです。

あるいは本人の体験談ならば、「この間スーパーに行ったときの出来事。車椅子の人が困っていたので助けてあげた。昨日ばったりその人の家族と会い、本人は私にとても感謝していたらしい」とすると良いでしょう。Twitterなので体験談なら「私が」という主語はいちいち入れる必要はありませんが、主語を省略する場合は自分のことであるということがわかるように文章全体を仕上げることが重要となります。

述語が変!?文章のねじれをなくそう

主語と同じく文章を構成するのに欠かせない要素が述語です。述語が省略されたり不明瞭だったりすると、いったい何を言いたい文章なのかがわからないものとなります。文章のねじれとは主語と述語がかみ合わない文章のことで、次に挙げるものがその例となります。

我が家の犬(ポチ)はかわいいだけではなく芸達者で大好きです

この文章の主語は「我が家の犬(ポチ)」ですが、述語は「大好きです」となっており主語と述語が合いません。「大好きです」はTwitterでつぶやいた本人の感想なので、犬に対する述語にはなりません。ねじれのない文章を作成するためには、「我が家の犬(ポチ)はかわいいだけではなく芸達者です。

私はポチが大好きです」とする必要があります。文章のねじれはひとつの文章にいろいろな要素を詰め込んだときや、1文が長くなるときに起こりやすくなります。Twitterでつぶやく前には一度自分で書いた文を読み直して、主語に対する述語は適切な言葉が使われているかを確認してみましょう。

こぶたの鉛筆Twitter

こぶたのまとめ

  • 文字制限がある文章は適切な表現をしないと誤解されやすい
  • 主語の省略は読み手を混乱させる
  • 主語と述語がかみ合わないねじれの文章にならないように気をつける

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