Webライターとして稼げないのはなぜ？効率よく稼ぐための3大ポイント

Webライターは誰でもなれる職業です。クラウドソーシングに登録してひとつでも記事を書きあげればそれでWebライターと名乗ることができます。しかし、誰でも稼げるライターになれるかといえば、それは全くの別問題です。

実際、多くの人はクラウドソーシングに登録しただけで、ほとんどお金を稼げないまま終わってしまいます。その反面、次々と記事を書きあげ、収入を伸ばしていくライターも存在します。一体、両者は何が違うのでしょうか。

その点について分析をし、そのうえで稼げるライターになる方法について考えてみました。

文章を書くのが好きなことが稼げるWebライターへの第一歩

Webライターを志す人は大きく2つのタイプに分けることができます。ひとつは手軽に稼ぐことができそうだからという理由でWebライターを選択したタイプで、もうひとつは文章を書くことが好きでライターを志したタイプです。このうち、前者はなかなか稼げるライターにはなれません。記事を書き始めると、その大変さに気づいて挫折してしまうからです。

また、挫折をしなかったとしてもなるべく楽に稼ごうと思い、記事の内容が手を抜いたものになりがちです。そうなると、クライアントから高い評価を得ることができず、いつまでも1文字0.2円～0.5円程度の文字単価の低い記事ばかりを書くことになってしまいます。それでは収入を伸ばそうとしてもすぐに限界を感じてしまうでしょう。

逆に、文章を書くのが好きでWebライターになった人は、記事の質にこだわります。良い記事を書こうと工夫を重ねた結果、クライアントからの評価も上がり、文字単価の高い仕事をもらえる足掛かりができます。そして、1年２年と時が過ぎたあとに、仕事に対する姿勢が両者の収入の差となって現れてくるというわけです。

確かに、Webライターは、時間の合間を利用して手軽にお金を稼ぐ手段としては最適であり、それを目的としてこの仕事を選択するのは決して悪いことではありません。しかし、文章を書くことに全く興味がないというのであれば、大きく稼ぐのは困難であるという事実はあらかじめ知っておいた方がよいでしょう。

より早くより正確な情報を集めるには？情報収集のコツ

文章を書くのが好きだという素養があれば、次に重要なのは情報収集能力です。クライアントから指定されるテーマは、美容、健康、金融、福祉など様々です。しかし、ライター本人が必ずしもそれらのテーマに精通しているとは限りません。むしろ、最初のうちはわからないことだらけでしょう。そのため、いかに素早く正確な情報を手に入れるかがWebライターで稼ぐための重要なカギになります。

例えば、法律や経済に関する情報は官公庁のホームページに正確な情報が掲載されているのでそれを利用すればよいでしょう。また、健康に関する情報であれば、医師や製薬会社など、専門家によって書かれたものを参考にするのがベターです。このように、始めのうちは遅くてもよいので、記事を書きながら信頼できる情報源を集めていき、それらをデータベース化していきましょう。すると徐々に、このジャンルならば、ここで調べれば信頼できる情報が手に入るということが分かるようになってきます。

それによって、情報収集の時間が大幅に短縮でき、効率よく稼げるようになってくるのです。逆に、情報収集に関してなんの工夫もせず、毎回行き当たりばったりで情報を探している人はなかなか時間を短縮することができず、収入も伸び悩むことになります。

収入のアップに直結！執筆速度の鍛え方

情報収集と並んで、Webライターにとって必須の能力が文章の執筆速度です。ひとつの記事に対する報酬の額はあらかじめ決められているため、限られた時間でどれだけ多くの記事を書くかで収入の多寡は決まります。しかし、たとえ、文章を書くのが好きな人でも最初から満足のいくスピードで記事を書けるとは限りません。

趣味の範囲で文章を書いてきた人は、時間的制約を課せられた経験がないために素早く書くことに慣れていないからです。また、Webライターとして書く記事は、趣味で書く小説やブログの文章とは全くの別物です。したがって、趣味の延長で記事を書こうとすると、全く筆が進まない場合があります。

そこでおすすめしたいのが、実際にWebライターとして稼いでいる人の記事の書き写しです。できれば、文章の先を予測しながら書き写してみるのがよいでしょう。それを繰り返すことでWebライターとしての記事の組み立て方が自然とわかるようになってきます。すると、文章の書き方に迷いがなくなり、執筆速度は格段に早くなります。それに対して、自分の書き方にいつまでもこだわり、他人の記事を参考にすることを快しとしない人は自分の殻を破れないため、稼げるライターにはなかなかなれません。

Webライターとして少しでも多く稼ぎたいという人は、以上の3点の中で自分の足りないものが何かを見直すことが大切です。
もしくはライティングと並行して校正・校閲のお仕事をすることで、他の人が執筆する文章に触れ、書き方のコツを盗んでいくことも一つの方法かもしれません。

▼サグーワークスで記事のチェックをするお仕事をして、客観的に文章を見る目を養ってみますか？