自分は向いているのかしら？フリーランスとしてやっていける人の特徴とは

フリーランスとして働いているうちに分かってきたことがあります。フリーランスになる道を選ぶことが、会社人生を歩むより幸福かどうかは、人によって違うということです。フリーランスとして成功している人には、いくつかの共通点が見られます。

もしフリーランスを目指しているなら、まず自分がフリーランスに向いているのかチェックしたほうが良いでしょう。そこで今回は、フリーランスとしてやっていける人の特徴を紹介します。

セルフコントロールができる！意志の強さも重要

フリーランスとして働くなら、セルフコントロールを行える必要があります。自分の裁量だけで仕事を進めることが、フリーランスと会社員の大きな違いです。フリーランスには自分の好きなスタイルで仕事を行えるメリットがあります。

一方で、プライベートとの線引きが難しいことがデメリットとして挙げられます。特に自宅を職場にする場合は、テレビなど集中力の低下を招きやすいものが多いです。安定した給与が約束されている会社員と違い、フリーランスは成果が減るとそれだけ収入も下がってしまいます。それを避けるには、仕事量や私用、体調といった多くの要素を考慮してスケジューリングしなければなりません。そして、スケジュールどおりに進めていく意志の強さがあることも、フリーランスには重要です。

最低限のコミュニケーション能力！クライアントとのやりとり

人と接するのが苦手であることが理由で、フリーランスになりたいと思っている人もいるでしょう。たしかにフリーランスになれば、上司や同僚と接する必要はありません。しかし、コミュニケーション能力が不要というわけではないです。

たとえば仕事内容や報酬を聞いたりするために、クライアントと話すことがあります。その際、納得がいかずに交渉を行うことも珍しくありません。それ以前の問題として、仕事を受けるために宣伝活動が必要になるケースもあるでしょう。いくら高い技術力があっても、意思の疎通に難があるとクライアントに敬遠されてしまいます。仕事内容にもよりますが、最低限のコミュニケーション能力がないと、フリーランスとしてやっていくのは難しいでしょう。

金銭管理の意識が強い！自分で経理をする必要あり

会社員がフリーランスになると経理について戸惑いやすいです。フリーランスになると、収入や支出を自分で計算しなければなりません。本業だけでなく、帳簿付けのような経理の業務も必要になるということです。所得に応じて確定申告をする必要があるので、ずさんに管理していると後で困ることになります。

また、経理をしっかり行うことは、利益を増やすことにも繋がります。収入減少の傾向に気付いたり無駄な支出を見つけたりして、改善する良いきっかけになるからです。さらに仕事のペースを考える際の参考にもなります。目標の利益を達成するには、どれぐらい仕事をすれば良いのか判断するための材料になるのです。そのため、金銭管理の意識が強く、正しい経理を行える人はフリーランスに向いているでしょう。

自分を客観的に見られる！フリーランスの成長に欠かせない

フリーランスには、指導をしてくれる上司はいません。そのため足りない能力があれば、自分で見つける必要があります。誰も指摘してくれないので、クライアントからクレームを受けるまで気付かないかもしれません。フリーランスのなかには、自分に強い自信を持っている人がいます。自分ひとりで仕事をするので、自信を持っていることは大切です。

しかし、自信を持ちすぎて、自分の欠点に気付けないのは問題です。上司になったつもりで、定期的に自分を評価する機会を持つのが望ましいです。気付いた欠点を改善し、成長していくことで仕事の幅も広がっていきます。そのため、日頃から自分を客観視できている人は、フリーランスとしてやっていける可能性が高いでしょう。

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