プラチナライターになったら必要な3つの努力

プラチナライターになったら必要な3つの努力

Webライターはパソコンなどの端末機器とネット環境さえあれば誰でもどこでもできる手軽な仕事です。ただ、それだけに単価が安い、競争相手が多いなどの難点があります。そんななかで、ライターとして生き残るにはどのようにすればよいのかと不安を感じている人も多いのではないでしょうか。

その答えのひとつがプラチナライターになることです。そうすれば報酬単価が上がりますし、仕事自体の件数も増えてきます。ただ、プラチナライターになったからといってすべてが安泰というわけではありません。

そこで、みなさんの参考になるように、私がプラチナライターになってからどのようなことで壁にぶつかり、また、それを克服するためにどのような努力をしてきたかについて説明していきます。

執筆速度を上げるための工夫

プラチナライターになって劇的に変わったのは報酬単価です。それまで1文字0.2円~0.5程度で仕事を請けていたのが、1文字およそ1円~1.5円程度になったわけですから、まさに劇変です。ただ、その分だけ、記事に対する要求水準が高くなって、記事を書くのに手間がかかるようになりました。

当然、文字単価が数倍になったからといって収入も数倍になるというわけにはいきませんでした。それどころか、あまりにも執筆速度が遅いためにプラチナライターになる以前と収入がほとんど変わらない可能性さえ出てきたのです。そこで、最初に行ったのが執筆速度を上げるための工夫です。

まず、私に不足していたのは構成力でした。プラチナライターになると依頼される記事も2,000文字、3,000文字といった長文が増えてくるのでそれなりの構成力が要求されます。ところが、私の場合、その記事の構成がなかなかうまく組立てられなかったのです。そのため、ネット上にある他の記事を参考にして文章の構成について学んだのですが、これは慣れてしまえばそれほど難しくはありませんでした。

たとえば「最初に結論を書いて次にその根拠を書く」などといった具合に記事の構成にはいくつかの基本パターンがあるのでそれを覚え、この記事にはどの構成パターンがよいのか考えてそのまま当てはめればよいだけです。それだけで、長文の記事もずいぶんと書きやすくなりました。

そして、次に必要性を感じたのが情報収集のスピードです。指定されたテーマについて何も調べずに書けるということはまずありません。むしろ、最初のうちは知らないことだらけです。したがって、必要な情報をいかに早く集めるかが執筆速度を上げる鍵となります。

一方、クライアントから依頼される記事のジャンルは決して万遍ではなく、一定の偏りがあります。そのなかでも、特に多いのが健康、美容、就職、介護、車、住宅などです。そこで、ネットで情報を調べる際に、特定のジャンルについて詳しいサイトがあれば、それをパソコンに登録しておくことにしたのです。そして、それが蓄積していくにつれて「この情報は確かあのサイトに詳しい説明があったな」という具合に効率よく必要な情報を引き出せるようになりました。

結局、文章の基本構成を覚え、特定のジャンルについて詳しいサイトを登録しておくという2点を徹底することで、数ヶ月後には最初の2倍ほどのスピードで記事が書けるようになりました。

得意なジャンルを作る重要性

記事を書くのに慣れてくると、次に大切なのは得意ジャンルを作ることです。Webライターという職業は手軽にできる副業として注目されているだけに、このままライターの数が増えると凡庸なライターは必然的にそのなかに埋もれてしまうことになります。その反面、これだけは誰にも負けないという得意ジャンルがあれば、たとえどれだけライターの数が増えても存在感を示すことができます。

もともと医療関係や法律関係の仕事をしていたというのであれば、それをそのまま自分の強みにすればいいでしょう。しかし、特になんの経験もないままプラチナライターになったという人は、自分で学習を積んで強みを作る必要があります。ちなみに、私の場合は在宅ワークと就職のジャンルを中心に勉強をして、それらのジャンルの執筆依頼があれば優先的に仕事をこなすようにしてきました。

そうすることで得意な分野をアピールすることができ、運がよければクライアントから優先的に単価の高い仕事を回してもらえる可能性があるからです。いずれにせよ、これから長くWebライターを続けていこうと思うのであれば、得意なジャンルを確立することは必須だと言えるでしょう。

▼ジャンルについてはこちらの記事も参考に

苦手なジャンルを減らす必要性

Webライターを続けるためには得意なジャンルを作ることも大事ですが、同時に苦手なジャンルを減らすことも必須条件になります。なぜなら、いつも得意なジャンルの案件があるとは限らないからです。たとえ得意ではないジャンルでも、なんとか記事を書きあげることができるスキルを身につけておかないと、何日も仕事にありつけないということになってしまいます。

克服方法としてはとにかく慣れるしかありません。依頼記事が苦手なジャンルだけしかない場合は「今日は得意ジャンルがないからパス」ではなく、とにかくチャレンジをしてみるのです。悪戦苦闘しながらでも何とか記事を書きあげることができれば、自分の能力の幅を広げられたことになります。

ちなみに、私はファッションや旅行関連の記事が苦手でしたが、何度も記事を書いているうちに他のジャンルと遜色のないスピードで書けるようになってきました。

みなさんも、苦手なジャンルはなるべく早く克服し、幅広く稼げるライターを目指しましょう。

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こぶたのまとめ

プラチナライターに必要な努力

  • 構成の基本パターンを学んで、素早く記事の概要を組み立てられるようにする
  • 必要な情報を短時間で収集できるように、執筆依頼の多いジャンルに関しては詳しいサイトをあらかじめパソコンなどに登録しておく
  • 数多くいるライターのなかに埋没しないように、特定のジャンルを勉強して得意のジャンルを作る
  • 安定して収入を得られるように、苦手なジャンルの仕事にも挑戦して苦手意識を克服する

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