「好き」だけじゃライターは続かない?稼げるwebライターになるための心構え4つ

「好き」だけじゃライターは続かない?稼げるwebライターになるための心構え4つ

webライターを始めるにあたって「文章を書くのが好き」「取材して人と関わるのが好き」という気持ちはとても大切です。また、自分の文章がメディアに掲載されると無条件に喜びを抱く人もいるでしょう。

しかし、webライターとは趣味でなく仕事であり、特にライターを本業として生計を立てていきたい人には「好き」以外の思考も必要とされます。ここでは「好き」のほかにライターが持っておきたい心構えについて解説していきます。

「自分にはこれしかない」とは思わない

webライターをしている人のなかには「自分にはこれしかないと思った」というように、どこか追い込まれて仕事をしているように映るケースが目立ちます。理由を深く見ていくと「健康状態が悪いため」「文章以外の仕事ができないため」のように、とにかく自宅で働けるwebライターしか道がないという主張が見てとれます。

強い気持ちを持ってwebライターを行うのはいいことですが「これしかない」と思い込むのはあまり得策ではないでしょう。webライターにもさまざまな仕事があり、なかには理想とかけ離れている内容も少なくありません。あまりにも仕事内容を決めつけて取り組んでしまうと、理想から外れてしまったときに挫折しやすくなります。意識は高く、しかし気持ちは楽に構えるとライター業も続けられるものです。

得意ジャンルではなく苦手ジャンルこそ鍵を握る

ライターとして得意ジャンルがあるのは魅力です。一つの分野に特化し、支持を得ることができれば人気ライターとなって大量の仕事を受注できるでしょう。しかし、そんなレベルにまで達するのはごく一部のライターです。人気ライターを目指すなとは言いませんが、現実的に毎日「稼ぐ」ための仕事を確保する努力がwebライターには求められています。

稼げるライターの特徴を見ていくと、「得意分野がある」というよりも「苦手分野がない」という仕事の傾向が見えてきます。サグーワークスのようなクラウドサービスでは、自分の得意分野ばかり受注できるとは限りません。苦手分野を克服し、穴のないライターになることが重要です。得意分野に固執せず、まずはチャレンジ精神で苦手分野にも手をつけていきましょう。

主語は「私」ではなく「世間一般」に変えていく

「文章が好き」という人のなかには「自分の意見を述べるのが好き」という人も含まれているでしょう。個性的な主張を展開することで、人々の注目を集めて仕事へとつながっているライターもいます。しかし、そんなライターも膨大な経験や知識を蓄積させてはじめて、言葉に説得力を帯びるようになったのです。キャリアの浅いライターが独断や偏見で自説を展開しても、世間から反感を買ってしまうでしょう。何より、クライアントの多くは記事に「意見」ではなく「事実」を求めている傾向があります。

webライターとして活動していくなら、主語を「私」ではなく「世間一般」に置き換え、揺るぎない事実や世間の共感を得る内容を意識して文章を書きましょう。自説を展開するのは、エッセイや批評の仕事が入ったときなど、相応しい状況に留めておくのが賢明です。

「好き」という気持ちで向上心を抑えつけない

「好き」という気持ちはモチベーションになりますし、文章が好きな人はwebライターを続けていて毎日、充実感を覚えることでしょう。しかし、ライターでいることだけに充実感を強めてしまうと、現状を変えようという意識が弱まりがちです。受注を増やしたり、新しいジャンルに挑戦したりする気持ちがなくなっていくなど、向上心を失ってしまいやすいのです。

webライターは会社員のように出世の道筋が見えている仕事ではありません。また、指導してくれる先輩も上司もいません。自分で目標を見つけて成長を続けていなければ、長年同じ場所で停滞してしまう事態もありえるのです。「好きな仕事」ができているだけで満足せず、将来的にステップアップできるように向上心を持ち続けられるように努力していきましょう。

こぶたのまとめ

「好き」以外でwebライターに求められる心構えは

  • 「これしかない」と思いこまない
  • 得意ジャンルにこだわらない
  • 主語を「私」にしない
  • 向上心を持ち続ける

webライターには分かりやすいステップアップの道がないため「好き」なだけで満足せず、日々の目標を見つける姿勢が求められます。

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