ライター目線から見ても素直に上手だと思えるのはどんな記事!?

ライター目線から見ても素直に上手だと思えるのはどんな記事!?

Webライターとして活動していると、プライベートで雑誌などの記事やWebサイト上に掲載してある文章を読むときであっても、参考にできる表現や言い回し、さらには誤字脱字などを無意識のうちに探してしまうものです。このような経験は、数多くのWebライターが必ず一度はしているといっても過言ではありません。

そこで、Webライターが同業者の作成した記事を読んで「これは上手だ!」と素直に尊敬の念を抱くような文章はどのようなものなのかについて取り上げてみたいと思います。

本文とタイトルが完全に一致している記事

自分が疑問に思っていることをインターネットで検索した際に、多くの人は検索結果のなかから自分の求めている情報を掲載していそうな記事をタイトルで判断して選んでいますよね。つまり、どれだけ質の高い記事を作成しようとも、タイトルの時点で読むに値する記事なのかを判断されることが多い以上、タイトルがアクセス数に及ぼす影響はとても大きいのです。

しかし、本文の内容をタイトルだけで簡潔に示すのは決して容易ではありません。ですから、タイトルで選んだ記事の本文が自分の求めている内容であった場合は執筆者に対して素直に尊敬の念を抱きますし、参考にもなります。

いつの間にか読み終えているような記事

Webライターにとって「読み手の興味を惹く」というのは記事作成における大きな目標のひとつであり、自身の作り上げた記事を最後まで読んで何らかの形で役立ててもらえることほど嬉しいことはありません。しかし、この目標を達成するのは決して容易なことではなく、最後の一文まで読み手の興味を逸らさない記事を作り上げるのはとても難しいことです。

そのような考えを持った状態で同業者の執筆した記事を読んでいると「ここは自分ならこう表現するかな?」などと思うこともよくあり、最後までスムーズに読み進められないといったことが多発します。

しかし、稀に全文を読み終えたあともその記事に対する自分の見解を一切思い浮かべないことがあるのです。それこそが読み手の興味を最後の一文まで逸らしていない何よりの証拠であり、自分が目標にすべき記事なのだと常日頃から考えています。

誤字脱字が一切ない整った記事

Webライターとして文章作成をしていくうえで、完璧な記事を作成するのはとても難しいことです。記事の執筆者自身も客観的に自分の作った文章をチェックするのには限界がありますし、校閲者がいたとしても人間である以上はすべての間違いに気付くのは不可能に近いと言えます。現に大手のニュースサイトで公開されている記事などで、誤字脱字を見つけたことはありませんか?この問いに、多くの人は「YES」と答えるでしょう。

このことからも、いかに誤字脱字のない完璧な文章を作成することが難しいことなのかがうかがえますよね。ですから、全体を通してミスが一切見当たらない記事を読んだときは素直にすごいと思いますし、とても上手だと感心してしまいます。

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同じ文末表現が多用されていない記事

あらゆる文末表現を用いて記事を作成するというのは、私のなかでは今もなお一番大きな課題となっています。私がWebライターとしての道を歩み始めて、最初に自分の文章能力のなさを痛感したのが文末表現のレパートリーの少なさでした。同じ文末表現が何度も連続してしまっては記事全体がぎこちなく見えてしまいますし、単調さを感じてしまう原因にもなりえます。そして何よりも、同じ文末表現が連続している記事はクライアントにあまり好まれるものではありません。

そういう理由もあってか、他者が執筆している記事を読む際には文末表現の部分が一番気になってしまうのです。したがって、自分が記事を執筆する際にあまり用いない文末表現が多用されている記事を見たときは、感動すら覚えてしまうこともあります。

こぶたのまとめ

  • タイトルが示す通りの内容が本文として記載されている
  • 最後の一文を読み終えるまで読み手の興味を逸らさない
  • 誤字脱字などの初歩的なミスが見当たらない
  • さまざまな文末表現を使っているため単調な記事になっていない

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