休憩すると集中力が途切れる…ライターの上手な休憩のコツ4点
webライターは一日中パソコンに向き合うことも多く、脳が疲れやすい仕事です。適度に休憩をとらなければ、集中力が持続せずに仕事の効率は下がってしまうでしょう。一方で、休憩を取ってしまうと集中力が戻ってこず、そのままダラダラと過ごしてしまうライターも少なくありません。集中力を回復させて仕事にすぐ戻れるような「上手な休憩」にはコツがあるのです。
ここでは、上手な休憩を送るための心がけについて、詳しく紹介します。
あらかじめ休憩時間ありきでスケジュールを立てる
上手な休憩のコツは、一日のスケジュールを立てる時点から隠されています。多くのライターはスケジュールを組む際に「どれだけの仕事をこなすか」という点を重視して計画していきます。それ自体は正しいやり方なのですが、つい休憩の必要性を見逃してスケジューリングしてしまいがちです。
あらかじめ「何時何分からこのくらい休憩を取る」と決めておけば、集中力が切れたときにも「あと少し頑張ろう」と考えられます。また、休憩を終えるときに仕事へと戻りたくなくても「また何時何分から休憩すればいい」と思い直せます。
webライターは誰に言われるわけでもなく、自分で自分のスケジュールを管理しなければいけない職業です。あまり自分を追い込まずに、適度な余裕を持たせておく工夫も大切なのです。
午前中の作業時間を多めに設定しておく
多くのwebライターは朝早くに起きて、仕事に取り掛かる生活をしていると思われます。寝起きの時間帯は脳がフル回転していないのでつい呆けてしまい、なかなか仕事を始められない人もいるでしょう。結果、午前はだらけたり、好きなことをやって過ごしたりして午後から本格的に仕事を始めてしまいがちです。
しかし、休憩が下手な人ほど、午前中に手を抜いているとも言えます。起きたばかりの時間帯はまだ体力も頭脳も余裕があるので、全力で仕事をしても疲労が溜まりにくい状態にあります。逆に、午後以降になると一日の疲れが蓄積され始め、仕事をしていても体がすぐに休憩を求め始めるのです。
午前中は集中して多くの作業量をこなし、午後は休憩を適度に織り交ぜながら余裕を持って執筆するのがおすすめです。仕事が溜まっている日は特に、午前中の使い方を見直してみましょう。
SNSや動画サイトは区切りを作って利用しよう
パソコンに向き合い続けるwebライターにとって、天敵ともいえる誘惑がSNSです。長文の日記を書き始めたり、ツイッターでリプライの応酬が開始されたりすると、あっという間に時間が経過して仕事にも支障をきたしてしまいます。すぐにSNSをのぞける環境にいるだけに、SNSは中毒に陥りやすいツールなのです。
動画サイトもwebライターを困らせる存在です。一度動画を見てしまったら最後、おすすめ動画が次から次へと登場し、再生が止められなくなってしまいます。
これらの誘惑と付き合っていくには「休憩するときは開かない」という決断も必要でしょう。どうしても気になる人は「一度の休憩につき10分まで」とルールを決めて開くのが得策です。SNSや動画は楽しいものですが、のめりこむあまり納期に遅れてしまうなどのリスクを念頭に置いておきましょう。
休憩中に時間がかかることをしない
休憩時間になると、気分転換にいろいろな行動を起こしたくなります。散歩に出かけたくなる人、DVDやCDに手がのびる人、間食を作り出す人もいるでしょう。好きなことをやってみると気分がリフレッシュして、また新鮮な気持ちで仕事に取り組める場合もあります。
しかし、これらの気分転換が逆効果になるパターンもあります。あまりにも時間がかかる気分転換をしてしまうと、本来は仕事に向けられるべき集中力が休憩時間に使われてしまい、デスクに戻ったときに疲労感を覚えているリスクが生じるのです。
気分転換をするときは、短時間で終わる行為を選ぶのがおすすめです。セルフマッサージや簡単なおやつ、ペットとの遊びなど、仕事への集中力をすり減らさずに休憩時間を有効活用しましょう。
こぶたのまとめ
集中力を回復させる上手な休憩は
- あらかじめスケジューリングしておく
- 午後以降に取る
- SNSや動画サイトとの付き合い方を考える
- 時間のかかる気分転換をしない
休憩時間を使って作業効率が上がるように意識しましょう。”