書くだけでなく読解力を身につけよう!おすすめのトレーニング方法

書くだけでなく読解力を身につけよう!おすすめのトレーニング方法

▼サグーワークスのライターになってライティングスキルを磨いていきましょう!
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ライターといえば執筆力が大切なのはもちろんですが、同じくらい読解力も求められています。クライアントからの指示内容を正しく理解できなければ、的確な文章を納品することはできません。また、読解力があるからこそ構成のしっかりした文章をイメージしやすく、他人が読みやすい記事を書けるのです。

読解力は生まれ持ったセンスもありますが、少しの工夫で養うことも可能です。ここでは、簡単にできる読解力トレーニングについて解説します。

教材はなんでもアリ!ただし良い文章を読もう

読解力を養うためには、とにかく文章を読む習慣を身につけることです。忙しくて本を読み込む暇がない人も、新聞やネットニュース、雑誌などに触れる機会を身につけるようにしましょう。

注意したいのは、できるだけ「良い文章」に接することです。たとえば、芸能人の人気ブログなどは「面白い文章」ではあるものの、「良い文章」ではないことがあります。
短い文章とインパクトのある表現で読者をひきつけるのは素晴らしい才能ですが、プロのライターに求められているのはより緻密な構成力と表現力です。

いわゆる「ブログ文」では読解力を養うことは難しいでしょう。ただし、長文や専門用語を使っていても人気のあるブログならば、読解力を鍛える教材にできることもあります。

「流し読み」の習慣を止めてみる

適当な教材を見定めたら、毎日文章を読む時間を確保するようにします。わずかな時間でもかまいません。ただし、集中して流し読みをしないように心がけましょう。
忙しい毎日ではつい文章の要点だけを追う「流し読み」を行いがちです。また、読書量が多い人ほど無意識のうちに流し読みが癖になっていることもあります。

しかし、流し読みでは文章の構成や枝葉を見逃してしまう可能性があり、大まかな結論は得られても細かいニュアンスを誤読してしまうリスクが生まれます。また、先の展開を考える力も伸ばしにくくなります。
意外と文章を隅々まで読み込む作業を習慣づけている人は少なく、意識的に実践するだけでかなりのトレーニングになるでしょう。

本や映画を「批評」しながら鑑賞する

読解力を身につけるためには作品を批評してみることも有効です。たとえば、誰もが知っている人気映画や漫画でも、批評的に鑑賞するだけで大きく読解力は養われるでしょう。

批評と感想がどう違うのかというと、感想は作品に対して抱いた思いをそのまま言葉にすることです。「面白い」や「つまらない」と言うだけで問題はありません。しかし、「批評」では感想を抱いた理由を突き詰めていくことが必要になります。そして、自分の勝手な意見ではなく、作品の意図を考えながら批評することで第三者に対しても説得力が生まれます。

作品を鑑賞するときは自分の気持ちだけに注意が傾きがちですが、作者の気持ちも想像してみることでより読解力は高められるでしょう。

自分の意見と他人の意見を照らし合わせる

「感想は人それぞれ」という言葉があります。本や映画を鑑賞したとき、どんな感想を抱いたとしても鑑賞者の自由とする意見です。
全くその通りであり、鑑賞者がどんなことを考えても許されるのですが、ライターとして成功するには「読解するべき最低のライン」を踏まえることが必要です。ライターなら作品の基本的なあらすじやテーマは押さえたうえで、初めて自分の感想を持ちたいところです。

そこで、作品の感想や批評を自分でも書いたうえで、人の意見と比べてみましょう。インターネットでは多くの人の意見があふれていますし、作品の公式サイトやパンフレットには正しいあらすじが掲載されていることもあります。
読解力を伸ばすために大切なのは、なるべく主観的な解釈を客観的な読み方に変えていくことなのです。

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サグーライティング校正・校閲者

こぶたのまとめ

  • 「良い文章」になるべく触れよう。
  • 文章を集中しながら読もう。
  • 感想だけではなく作品を批評してみよう。
  • 他人の意見と照らし合わせてみよう。

 

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