世の中に目を向けてみよう!webライターとして情報を集めていくコツ
webライターとして経験が長かろうと浅かろうと、常に世の中の動きに目を向けておくことは基本的な姿勢です。新しい情報を得るからこそ、その時々の読者の心に響く文章が書けるのです。情報の収集は、書くための下準備として最も大切な作業です。
webライターが普段から心がけておくべき、情報収集のコツとアンテナの張り方について見ていきます。世の中のトレンドやニーズに敏感になって、生き生きとした文章を書いていきましょう。
ネットニュースやSNSから最新の動向を得る
webライターであればパソコンに向かう機会も多いため、自ずとネットニュースやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)に触れる機会も多いでしょう。インターネットの情報は量が多いため、つい漫然と見てしまいがちになってはいませんか。
ネットで情報収集をするときのポイントは特定のテーマに対して、賛否両論の意見に目を通すことです。どんなテーマであれ、賛成の人もいれば慎重な人もいます。文章を書いていくスキルとして大事なことは中立的・客観的に物事をとらえることです。そのため、ネット上で話題となっているテーマについては賛成の人、反対の人の意見をしっかりと見るようにしましょう。
ネットでの情報収集のメリットはさまざまな人の反応が分かることです。それを押さえることで特定のテーマについて最新の動向が見えてきます。
たまには書店に足を運んで情報収集
書籍から情報を得るというのは今も昔も変わりませんが、webライターだと忙しさを理由にネットで本を注文する機会も多いでしょう。欲しい本がすぐに届いて便利ですが、たまには時間を作って書店に足を向けてみるのも情報収集には役立ちます。
必要な本を買いに行くという理由もありますが、それ以上に「どんな人がどんな本を買っているのか」をリアルに観察できるのが良いところです。普段から自分が読んでいる本のコーナーに足を向けると、意外な年代の読者がいることもあります。
また、普段はあまり足を向けないコーナーに行ってみるのもおすすめです。自分が詳しくないジャンルの読者層を把握する良いきっかけになります。文章を書く上で読者の顔がイメージできることは大切です。ぜひ時間を作って、書店に足を向けてみましょう。
息抜きの散歩もまた、観察力を鍛える絶好の機会
webライターは1日中、パソコンの前で作業をしがちです。原稿に詰まってしまったときには、息抜きを兼ねて散歩に出かけることもあるでしょう。ぶらぶらと街中を散歩するときに、ちょっと意識を向けてみるといろいろな発見ができるものです。
特にお店の看板やチラシは文章を書く上でも参考になります。「どうすればお客さんが集められるか」という視点は、「どうすれば多くの人に文章を読んでもらえるか」といった視点と重なる部分も多いからです。お店の中にいる客層などもチェックしてみると、関係するテーマで文章を書くときに読者のイメージをつかみやすくなります。
「何か情報をつかんでみよう」と身構えるのではなく、気軽な気持ちでお店を観察してみてください。それまで気づかなかった発見を得られる絶好の機会となるでしょう。
異なる業界や職種の人と意識的に会ってみよう
文章を書く上で、さまざまな人の話を聞くことは大切です。ただ、身近な人ばかりに話を聞いていても情報に偏りが出てきてしまいます。たまには、まったく普段は関わりのない業界や別の仕事の人と会って話をしてみましょう。
趣味のイベントなどであれば共通の話題もあるため、初対面でも話しやすい雰囲気ができておすすめです。業界が違えば、求められるものや常識も違ってくるものです。自分の考えに偏りがあるなと感じる人は、積極的に新しいつながりを求めてみるといいでしょう。さまざまな業界のことについて知っておくことは、文章を書く上でも大切です。
こぶたのまとめ
情報を集めることに対して熱心であるほど、実際に書く作業に入ったときにスムーズに原稿を書いていけます。
なかなか原稿が進まないと感じたときには、インターネットや書籍、実際に人に会うなどして外の世界に目を向けてみましょう。
webライターとして長く続けていくためには、
普段から新しい情報に触れる機会を多く持っておくことが大切なのです。
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みんなの感想文
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- 文章を書くためには、多岐にわたる豊富な情報や知識が必要であり、普段から情報収集が欠かせないことは当然ながら理解していましたが、それらを得るために、日頃の生活から中立的な立場で物事を見ることの大切さに、改めて気付かせてもらいました。
- 私は、もともと文章を書くのが得意ではありません。この記事を読んで、文章を書くには情報収集が大切なんだと改めて感じました。これからも新しいものにどんどん目を向け、より良い文章を書けるよう努力していきたいと思います。
- 情報を集めていくコツとありましたが、その「情報」は自分で思っていたよりもかなり広いものでした。記事を書くための資料を集めていくという意味だけでなく、どんな人が欲しているかまできちんと考えて文章を書くということは、当たり前すぎて忘れかけていましたがとても大事なことだと再確認しました。外に出た時の参考にすれば、ただの時間つぶしがとても意味のあるものになると思います。
- 自分に入ってくる情報に偏りがないよう意識をすることは難しいと思います。しかし、ネットニュースで賛美両論のコメントに目を向けたり、書店に足を運んでどのような人がどのようなジャンルの本に興味を持っているか観察するなど、身近なところで幅広く情報収集をするためのコツを知って少し肩の力を抜くことができました。
- ライティングを始めてから自分の引き出しのなさを痛感していました。世間の様々情報に疎くて、情報を収集するとしたらネットが頼りでした。しかし、時には本や本職の方からの話を参考にしてみたり、街歩きで情報を収集したりすることも大切なのだということが分かり、さっそく実践してみようと思いました。いろいろな情報を持ってこそ、楽しい記事を書くことができるのではないかと改めて思いました。
- ウェブライターは、実際に体験したことや、ネットや本などで調べたことを中心に仕事を進めていくものだと思っていましたが、他の人から聞いたことや、見て感じたことなども記事を書く上での材料になるのだとわかりました。
- 自分の興味のある分野だけでなく、もっと視野を広げていこうと感じました。ネットニュースや、新聞、知人の会話など観察力を高めてアンテナを張っていきたいです。それをライター案件に反映できるよう努力したいです。
- 文章を書く上で、さまざまな人の話を聞くことは大切です。と、書かれている通り、様々な人と交流することは、普段の生活でも重要であると思います。今まで、自分の周りでしか交流関係を持っていませんでした。しかし、趣味に関するイベントなどに参加し、いろいろな業界の人と交流したり、SNSを利用して、いろいろな人と交流を持つことが出来るということに気づきました。今後は、そういった手法を取り入れつつ、さまざまな人と交流していきたいです。
- webライターは本当に、引きこもってしまいがちな職業なのでとても共感しながら読みました。ネットは非常に便利である反面、情報量の多さからときには視野が狭くなってしまうこともあります。ライターは自分の得た経験や情報をアウトプットする仕事ですから、当然人間性も重要なファクターになってきます。昔先輩に教わった、いろんなひとと出会い、好奇心を常に持つということを再認識しました。
- 新米のWEBライターが最初にぶつかる長い文章が書けないことについて、解決へと導く貴重なアドバイスになるような情報が整理されていると感じました。情報収集は日常生活のあらゆる出来事を目線を変えて観察することが重要だとわかりました。