フリーライターがモチベーションを保つにはどうしたらいいの?
フリーライターは、仕事場でひとり黙々と作業をすることが多いため、モチベーションを保つのが大変です。会社勤めの人と違って、仕事量が一定ではなく、自分で仕事を入れなければどれだけでも自由時間を作れてしまいます。
誰かが周りで見ているわけでもないので、自分にさえ言い訳できれば逃げ道がいくらでもあるのがモチベーションを保ちにくい理由だと思います。
そこで、今回はフリーライターがどうやってモチベーションを保ったらよいかということについてお話します。
できるだけ忙しくする
フリーライターの仕事は、自分で仕事を入れなければいくらでも暇にできる反面、仕事がそれほどなくても忙しくできるという特徴があります。「仕事がなかったら暇なはずでは?」と思うかもしれませんが、仕事に役立ちそうなことは周りにたくさんあるため、何でもやっておけば仕事に結びつく可能性があります。
私の場合は、主婦業・母親業との2足のわらじなので、もう少し家のことをやる時間を作りたいくらいですが、家事もライターの仕事に十分役立っています。
ちなみに、私は忙しさが一目でわかるように「卓上カレンダー」と「やること付箋」を利用しています。卓上カレンダーは1カ月ごとにめくるタイプで、ライターの仕事の締め切り日と、PTAの仕事、家の用事を色分けして書き込みます。
やること付箋は、パソコンの横にその日にやることを書いて貼っておき、終わったものから消していくようにしています。こうすれば、やる気を起こさなければ終われないことが一目瞭然なので、モチベーションの下がりようがありません。
できるだけポジティブな情報を集める
テレビや雑誌をみるときは、信憑性のないうわさ話的なものより、ポジティブな内容のものを選ぶようにしましょう。もちろん、世の中で起こっていることは一通り知っておいた方がよいとは思いますが、ワイドショーのはしごや写真週刊誌オンリーの情報収集ばかりを続けていたら、自分もネガティブな方に流されてしまい、モチベーションが保てなくなります。
ポジティブな内容のものを見ていたら、気持ちがポジティブな方向に向くのでおすすめです。特に、締め切りに追われて「もうムリ!」と叫びたいときほど、ポジティブなものを選んだ方がよいと思います。
気分転換に誰かとお茶や食事に出かけるときでも、できるだけポジティブな相手を選んで行くのがおすすめです。ネガティブな人の愚痴ばかりを聞いたり、お互いに芸能人の噂話や誰かの悪口ばかりを言い合っていたら、きっと自宅に帰ってパソコンに向かってもやる気など起きないでしょう。とにかく周りにはポジティブな情報を集めておいた方がモチベーションは保てます。
仕事に入るためのルーティンを作る
打席に入るときのイチローや、ボールをける前の五郎丸選手のように、仕事に入る前のルーティンはあった方がモチベーションを保てます。ベッドから起き上がってパジャマのまま記事を書いて、パソコンに向かったまま食事をして、書き終わったらまたベッドに横になる…なんてことを繰り返していたら、きっといつかモチベーションは保てなくなります。
自宅の自室で仕事をするにしても、これをしてから仕事をするというルーティンを用意しておくようにしましょう。「これをしたら仕事の時間」という合図を作っておけば、頭の中を仕事モードに切り替えられます。
ちなみに、私のルーティンはコーヒーを1杯飲んでから、洗濯機を回し、サグーライティングプラチナのページとチャットワークの中身を確認するという一連の流れです。大した内容ではありませんが、毎日同じことを繰り返して、そこで仕事モードに切り替えています。音楽やアロマで仕事モードに切り替えるというのもありだと思います。仕事をする日は毎日繰り返せるような儀式を作って、上手に仕事モードに切り替えましょう。
モチベーションは無理にでも上げてしまえば意外と上がるものです。逆に周りがネガティブになっていると、それに影響されて下がってしまうものですから、引きずられないように気をつけましょう。やる気がないときに、無理やりやる気を出すのはきついかもしれませんが、一度気分を乗せてしまえばこっちのものです。がんばってモチベーションを上げていきましょう。
こぶたのまとめ
フリーライターのモチベーションの保ち方のポイントは次の3つです。
- できるだけ暇な時間はなくして何か予定を入れましょう。
- 周りにはできるだけポジティブな情報を集めましょう。
- 仕事モードに切り替えるルーティンを上手に活用しましょう。
フリーライターは自分で仕事を管理する分、モチベーションを保つのが大変ですが、無理やりでもやる気スイッチを入れてしまえば何とかなるものです。がんばりましょう!
この記事をシェアする
みんなの感想文
はい・・・9人 / いいえ・・・1人
- 毎日のライター生活に大切なことが多く書いてありました。自宅で仕事をしていると、モチベーションを保つのが難しいときもあります。自分が仕事を行う前に気持ちを切り替えられるルーティンを決めて取り入れることで、仕事モードに切り替えることができるということを認識できました。
- 私もライターをやっているのでモチベーションを保つのが大変なことがよく分かります。まるで作業のようになってしまいがちになりますが、それでもやる気を出して頑張らなければと自分でも思います。フリーライターになるなら上手な切り替えが必要になりますね。
- ライティング初心者のためやる気が出なくなる時もあるので、記事を書く時のモチベーションの保ち方を知ることができて助かりました。一気にやろうとしないで、仕事をするというルーティンを作って頑張りたいと思います。
- ライターの作業を続けていくうえでモチベーションを維持することが難しいと感じていました。仕事前のルーティンを作ることが効果的だということがわかり良かったです。自分の部屋で作業をしている分だらだらとしないように気を引き締めたいです!
- ライターの仕事は、自分との戦いなので集中力を保つのが大変でしたが、この記事を読んで常にポジティブな気持ちでいることの大切さを学ぶことができました。また、一日一日やることを明確にしておくことがはかどるこつだと思いました。
- 本業はイラストレーターをしていますが、モチベーションの上げ方、保ち方についてはイラストの仕事にも共通するものがあり参考になりました。ただし、うつ気味の方や自律神経失調症気味の方にとって、無理やりにモチベーションをあげるのはあまりおすすめできない方法だと思います。
- フリーライターとして大変なことは、モチベーションの維持であると知って意外でした。けれども独立して仕事をするということは、自己管理が難しいものであるとはよく聞きます。そのためにはどうすれば良いのか、具体的に書かれているので参考になります。
- 私もライティングの仕事をしていて思うような仕事が見つからない時がありました。つい暇な時間を持て余していたこともあったので、そんな時はこの記事に書いてあるモチベーションを保つコツを参考にして仕事の効率を上げたいと思います。
- ライターの仕事をメインで定期的にやっていきたい人にはためになる内容だと思います。ただ、私のような隙間時間にお小遣い程度で稼ぐことが出来れば良いと考えている学生には、ややターゲットとなる層が違うかなと感じました。
- 自分もライターやっていてモチベーションを保つために色々と考えていますが、こちらの記事を読んでモチベーションを上げる方法がよくわかりました。テレビや雑誌を見てポジティブな情報を集めるのも大切なようですね。