書けば書くほど上手くなる!?ライター生活2年で培った文章力とは?

書けば書くほど上手くなる!?ライター生活2年で培った文章力とは?

webライターとして活動を始めてはや2年。その間専属案件も多く頂き、ライターとして開業できるくらいの収入を得るようになりました。実感としては成熟には程遠く、まだまだ成長途中だと感じていますが、更なる成長を目指して日夜ライター家業に励んでいます。でも、学生時代ならともかく、今さらどんなに記事数をこなしても基本的な文章力は上がらないのでは?と思っている人も多いのではないでしょうか。そこで今回はライター経験によって文章力は上がるのか?についてお話します。

個人ブログと在宅ワークの書き方の違いとは?

文章を読んでいるとその人の人柄が透けて見える。こんな風に思ったことはありませんか?特に芸能人のブログやTwitterを覗くとよくも悪くも「その人らしさ」を感じることがあります。これはその人の個性であり、癖のようなものが言葉の端々から伝わるからです。私自身ブログも運営しており、自分らしさを表現する場所として活用しています。

個人ブログを運営している人は普段文章を書きなれているから文章がうまい。これはyesでもあり、Noでもあります。大きな違いは記事の本質にあります。個人ブログは自分の意見を主張する場であり、主観的な書き方が基本です。これに対してライティングのお仕事は自分の主張と全く関係なく客観的な事実を明確に伝える記事が中心です。書きなれていると当然文章は洗練されていきますが、ブログと全く同じテイストで書いていてはライターのお仕事は成り立たないのです。

物事を客観的に見るためには何より経験が大切です。ライターになってまず行うのは物事を客観的に見る癖づくりです。自分の意見を主張するのではなく、他の人から見た視点、捉え方などを広く知ることで文章に深みを持たすことができます。多くの人の共感を呼ぶ文章を作るためにはこうした客観的な記事を書く経験の積み重ねこそが大切になってきます。

ダメ出しこそ成長のチャンス!

年齢を重ねていくと誰かに面と向かってダメ出しをされることは少なくなってきます。学生時代論文の添削を受けたことはあっても、社会人以降自分の書いた文章を添削されることは少ないですよね。ちょっと読みにくいな、分りにくいなと思うことがあっても、スルーしてしまいます。自分で気づければよいのですが、誰しも自分の癖はわかりにくいものです。

実際ライターになって最初にやらせてもらった仕事はダメ出しの連続でした。基本的な文章力があっても、どのようなテイストで記事を作成していったらいいのかさっぱりわからなかったからです。どの程度くだけた文章を書けばいいのか、論文のように最初から最後まで理路整然と書いた方が良いのか、そのさじ加減がとても難しく感じました。ちょうど良い柔らかい文章、これが意外と難しいのです。

文章としておかしくなくても読んでいてつまらない、途中で飽きてしまうようなら記事としては失敗です。最後まで読みたくなるような文章を書いてこそ、ライターと言えるのではないでしょうか。それには何よりも読み手の意見が参考になります。そして一番身近で的確なアドバイスをくれた人こそ、サグーワークスの運営さんなのです。運営さんに沢山のダメ出しをされたことで、ライターとしての文章作成のコツをつかむことができました。

また、ワード(Microsoft Word)の使い方を覚えることで誤字脱字、文字数の確認、キーワードの確認などができるようになり、単純なミスが減ったことも嬉しい進化です。実は仕事で使うよりも遊びでパソコンを使うことが多かったため、せっかくの校正機能を十分に使いこなしていなかったのです。そのため指摘を受けるまで簡単な入力ミスに気がつかないことが多々ありました。私のようにネットサーフィンは得意でもワードは苦手、という方、いませんか?ワードの基本性能を使いこなせるようになれば、記事作成はぐっとラクになりますよ。

どんなテイストもこなすマルチなライターを目指す!

ライターとして一番難しいなと感じているのは、集中力をいかに持続させるか、です。在宅ワークの良いところはいつでも好きな時間に好きな場所でお仕事できることですが、家の中にいると誘惑も多いですよね。ついテレビにハマる、家事が気になる、と集中できないときも多々あります。

そんなときは、今日はこの記事だけは確実に仕上げる、とゆるい目標を設定することにしています。ライター生活を長く続けるには無理は禁物。自分のモチベーションに合わせて仕事をこなせるようになったのも、主婦として無理なく続ける秘訣かもしれません。

まだまだ人様に誇れるような文章を書くには至りませんが、少なくとも2年前よりは確実に成長を感じています。できるだけ読みやすい文章、分りやすい文章を書けるようこれからも成長していきたいなと思っています。個性的な文章、面白い文章、真面目な文章、どのようなテイストの記事もスイスイとこなせるライターになる。これが今の目標です。

こぶたのまとめ

  • ライターに求められる文章力とは?
  • ダメ出しは成長のチャンス!
  • 文章力はもっと伸びる!ライターは毎日が成長の連続です!

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みんなの感想文

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  • ブログと在宅ワークはやっていることは同じだと思っていたのですが、書き方が全く違うことが分かりました。在宅ワークをするためには自分が書きたいことを書くのではなく、案件に沿った形で文章を作らなければならないことが理解できました。
  • ライターとして2年も書き続けていれば多くの収入を得られる可能性がある事実にライターとしてやる気が出ました。まだライターとして上手く収入を得られない状態ですが失敗を繰り返しながら、良い文章が書けるようになりたいと思いました。
  • 個人ブログと在宅ワークの違いがよく分かりました。客観的な意見を書く機会が今までなかったので、数をこなしながら文章の書き方や構成に慣れていきたいと思います。その為にも色々なジャンルの内容についてライティングをすることが大切なのだと思います。
  • ライターとして在宅で働くにはただ記事をこなせばよいと思っていたので、客観的に自分が作成した文章を見てみるという部分がとても参考になりました。やはり、文章が上手で活躍されているライターさんは日常的に努力をなされているのだな、ということがわかりました。
  • 経験を積む必要性は非常に強く感じます文章力ももちろんそうですが、クライアントがどのような文章を望んでいるかを掴むということも経験から得られる能力な気がします。どちらにしても最初から完璧にこなそうとするのではなく、慣れることが大切だと思いました。
  • ライターにとって大切なのは、「自分の意見を書くのではなく、様々な視点から対象を見て客観的に書くこと」だということが分かりました。文章を書くとき、主観が入ってしまいがちなので、客観的な文章を書くように心がけたいです。
  • 書けば書くほど文章がうまくなるというタイトルではありましたが、以降の内容を読んでみても、納得できるような内容があまり書かれていないように感じました。大タイトルは興味をそそる内容でしたが、小タイトルとあまりマッチしていないような気がしました。
  • 個人ブログではなく、ライターとしての文章を書くためには客観性が重要であること、そして客観性を身に付けるためにはダメ出しを受けることが大切であることが学べました。ダメ出しを受けるのはあまり良い感じのするものではありませんが、成長のためには必要なことなのですね。
  • 文章の上達方法の一つにブログが挙げられるのをよく目にしますが、書くだけじゃダメなんだと驚きました。物事を客観的に見ることは、できそうで簡単にはできないことだと思います。意識や指摘を大切にしてスキルアップできたらいいと思いました。
  • 一番共感したのは集中力を持続させることの重要さについてです。在宅でできるメリットは大きいのですがその分誘惑も多く、家の中のことが気になって注意力も散漫になってしまいがちです。無理のない程度に頑張れる意志の強さを持ちたいと思います。
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