【努力いらず】明日から実践できるスピードライティング4選

【努力いらず】明日から実践できるスピードライティング4選

「早く書く方法を何でもいいからまとめて欲しい」なんて依頼がきました。アンケートの結果でそのテーマについての記事を読みたいという声が多かったそうですが、そんな依頼に対して「楽して上達する方法なんてないから黙っていっぱい書け」なんて思ってしまう私はなかなかに捻くれている。

しかしコレで済ませるわけにもいかないので、「明日から実践できる」をテーマになるべく手間暇かけずに記事執筆が早くなりそうなコツや考え方などを自分なりにまとめてみました。

2画面化で作業効率アップ

文量がそこそこ多めとなると基本的にキュレーション案件かと思います。情報を集める際はネット検索がほとんどのはずなので、その検索結果をどうやって整理するかが大切です。

まず単純に見やすくする方法としてはマルチディスプレイ、つまりPCを2画面化(3画面以上でも可)するのがオススメです。作業画面と資料を同時に表示できるので、作業効率が一気に上がります。コレは自身のライティングの腕の向上ではなく環境を整えるケースなので、誰でも簡単に実行できます。

PCディスプレイはこだわりがなえれば1万円弱で購入できるので、あとは簡単な出力設定をするだけです。主にデスクトップPC向けの環境ですが、ノートPCでも可能です。

使えそうな箇所はコピペしてまとめておく

もちろんそのままコピペはNGですよ。資料集めで各ページを巡回していると、ある程度は使えそうな文章の見分けが出来ていると思います。使えそうな箇所を発見したら、その部分をコピペしてワードソフトなどにまとめましょう。それをひたすら繰り返します。

ある程度コピペのストックが溜まったら、その文章を一つにまとめて完成です。コピペせずとも頭の中で整理できるのが理想ですが、こればっかりは慣れが必要です。まずは情報を一箇所にまとめて見やすくするのがいいでしょう。くどいようですが、コピペした文章をほぼそのまま使うのはNGです。

資料集めはサジェスト機能を活用する

長いことライターをやっていると、一言で説明が終わるような単語について1000文字要求されたりなんて日常です。「この記事の構成企画した人は実際に書くときのこと考えてないな」と感じる安直な見出し指定も多々あります。

私が視点がブラックすぎるだけかもしれませんが、似たような経験はライターなら必ずあると言っていいでしょう。しかし、こういった場合にテーマに沿った内容だけをきっちり書こうとするとほぼ必ずネタ切れになり、内容の薄い記事が完成します。

資料を集める際に指定されたテーマワードだけを検索していてはいずれこの問題に直面するでしょう。サジェスト(検索した語句に関連の深いワードを予測表示する機能)で出てきた項目に資料不足の打開策が結構あるので、これを活用するのがよいです。検索が苦手な方には特にありがたい機能だと思います。

▼サジェスト機能

資料集めはサジェスト機能を活用する

資料集めに使える便利サイトをお気に入り登録する

キュレーション記事を作成するために資料を集めていたらキュレーション記事のサイトに行き着くことがよくあります。何とも本末転倒というか、自分がやっていることに対して意義を見失いがちな悲しい瞬間です。しかし、そういった考えは捨てましょう。その記事よりもいい記事を書けばいいだけです。

でないとモチベーション維持なんてできません。そういったサイトは今後もお世話になるかもしれないので、ジャンルごとにフォルダ分けしてお気に入り登録しておくとよいでしょう。キュレーションの依頼ジャンルは意外と偏りがあるため、似たようなテーマの依頼は頻繁にあります。

こぶたのまとめ

  • 楽に上達する方法はないので、腕前に関しては慣れるしかない
  • 作業環境を変えるのが一番手っ取り早く効率を上げられる
  • 使えるもの(便利サイト、資料箇所など)はすぐ手の届く範囲に集めておく

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みんなの感想文

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  • この記事の中で、サジェスト機能を利用するというところがとても参考になりました。そんなところにライティングの打開策が隠されているなんて目から鱗が落ちるような思いです。これからは私もサジェスト機能を利用してみたいと思います。
  • 記事の見出しが目を引いて、読みたいと思わせてくれました。サジェスト機能の活用がイラストつきで説明されていて、とても分かりやすかったです。なるほどなぁと思えて、自分でもすぐに実践できそうな技が具体的に書かれていたので、さっそく活用してみます!
  • 短い文章で十分説明できるテーマにもかかわらず、長い文章を書くことを要求されたときの対策が書かれていました。サジェスト機能を知っているだけでは、筋の通った長い文章を作成することは難しいのではないでしょうか。
  • 私も執筆しながら、調べものをしていると画面の切り替えが億劫になり困っていました。2画面化するというのは、お金はかかりますが先行投資として割り切れば簡単にできると思いました。また、内容の薄い記事が原因でよく非承認になることもあるのですが、サジュエスト機能を活用する方法は目から鱗でした。単発での調査しかやってませんでしたが、次回からは文章の幅を持たせるためにチャレンジしてみたいと思います。
  • この記事は速く文章を書くことで効率を、アップ出来る方法を教えてくれるので、とても助かりました。お勧めは作業環境を変えるためにPCを、マルチディスプレイ(2画面化)にして情報収集、しやすくして作業効率を上げられます。とても簡単なので今度やってみます。
  • 情報を集める際、次々サイトを開けていたのですが、必要な部分をコピペしておくと言うのは、役に立ちそうです。サジェスト機能を使うと言うのも、参考になりました。まだまだ文章を書くのが下手くそなので、これらを参考にしたいと思いました。
  • スピードライティングをする時のコツを知れて良かったと思います。確かに、タイピングの速さが記事を書く上で大事でありますが、それだけではなく、常日頃からの文章構成に活用できる文章のストックや、早く、情報を調べたりするための下準備がいかに大切かがこの記事を読んで、個人的には良かったです。
  • 制限時間のある中で検索した内容をまとめ、文章化するのは大変です。記事で紹介された方法の幾つかは、既に試している内容で目新しさは無かったものの、結局、方法はともかく「たくさん書く」事が大切という基本を改めて感じました。環境を変える、マルチディスプレイは今すぐに実践できないですが単純にいいなと思いました。やってみたいです。
  • スピードライティングができず自分も作業の遅さが気になっていたので今回の記事でとても参考になりました。サジェスト機能を利用するなど自分ではまったく無知のことだったので為になったし今後実践したいなと思います。
  • 勿論ライターの人にとって参考になるのだろうとは思いますが、多少専門的で、気軽に取り入れるには敷居が高い感じです。実際に明日から実践できるのは、ごく一部の人に限定されると思うので、もっと気軽に取り入れる事の出来る内容も盛り込んで欲しいと思いました。
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