文章好き・好奇心旺盛・責任感が重要!ライターに必要な資質とは?

ライターには特に資格もありません。その分、どんな人にもライターになれる可能性があります。また、ライターに専念しなくても会社員の副業として、主婦のアルバイトとして自宅を使って仕事をすることもできるのが良いところだと思います。

しかし、資格も基準もないため、逆にどんな人がライターになれるものなのかわからないという人もいると思います。仕事としてライターを名乗るには、さまざまな要素が必要になります。そこで、今回はライターとして必要な資質とはどんなものなのか考えてみましょう。

「書くことが好き」が仕事の根源にある

まず、私自身のライターとしての経歴を簡単にお話します。ごく普通の会社員として働いていた私は、数年前に徐々に音楽・映画関係の媒体で執筆活動を始めました。そしてその割合がどんどん増えて行ったために、フリーライターとして独立したのです。何かに合格したとか誰かに認められたということではなく、自分で判断して「ライターで生きて行くぞ」と決めて独立しました。

資質という面で言えば、もともと文章を書くのが好きで、学生時代は国語が一番好きな科目でした。また、会社の仕事の一部でWEBサイトを作り、その中のコンテンツを書いたり、ダイレクトメールの内容を執筆したこともあります。執筆する内容はともかく、書くことが好きだということが今も仕事の根源にあります。

よく、ライターを志している人の理由として「人が苦手だから」「家で仕事ができるから」ということを聞きます。確かに、メールだけで仕事のやりとりもできますし、パソコンがあれば仕事ができますので、そういう人には向いていると思います。

但し、実際に仕事を始めると、自分が好きなことだけを書いているわけにはいきません。どんな内容のライティングにも対応できるように、色々なジャンルに精通している必要があります。また、時事ネタや最新のエンタメ情報など、常にアンテナを張り、自分の中の引きだしを増やしておくことが大事です。

人に会う必要がない分、仕事を依頼してくれる人からも顔が見えませんから、いざ仕事を頼むときに参考になるのは文章です。「この人は色々なジャンルが書けるライターだな」という印象を持ってもらえるようにするためにも、常に色んなことに興味を持つことができる人がライターに向いていると言えるでしょう。

納期は厳守!がフリーライターの絶対的な原則

フリーライターとして仕事をする上で、複数の会社とのお付き合いは必須です。1つの会社からの仕事に依存してしまうと、そこから依頼がなくなったらそこで終わりになってしまいます。そのため、常に新しく執筆できる場所を探す積極的な姿勢が望まれます。

常に色々な会社からの依頼を請け、同時進行で色々な案件を動かしていくことになります。そうすると、仕事がどんどん煩雑になり締切に追われてしまう場合があります。しかし、納期を守らないのはライターとして失格です。「こちらの仕事があるからこれは遅れてしまう」というような言い訳はこちらの都合でしかありません。スケジュール管理をしっかりしして、原稿の納期を厳守できることが仕事をする上で求められます。

子供の頃、夏休みの宿題を8月の終わりになって泣きながらやっていた覚えはありませんか? 仕事となると、誰も助けてくれません。「締切・納期」をしっかり確実に守れる人がライターとして継続的に働くことができます。

「文章好き・好奇心旺盛・責任感」がライターの資質

ライターという仕事は、決して派手ではなく、むしろかなり地味な仕事です。毎日パソコンに向かってコツコツ文章を書く忍耐力も必要です。

それを支えるのは「文章を書くことが好き」という気持ちであり、「色々な事柄に常に興味を持つ」好奇心であり、「締切・納期を守る」という責任感です。これさえあれば、あなたもライターとして活躍できるはずです。

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