ライター初心者にお勧め!仕事探しの条件とは!?

ライターをはじめ、在宅ワークにはいろいろな働き方があります。会社勤めをしながら副業として働くほか、家事や育児の合間を利用したり、趣味と実益を兼ねたりして働くなど、実にさまざまですね。また、扶養範囲内で働きたいと考えている人もいるかもしれません。ここでは、いろいろなケースを想定しながら、ライター初心者に役立つ情報についてまとめました。

まず、働き方を決めよう!

ライターの働き方には、会社勤めの合間に働くこと、いわば「副業」という選択肢があります。この場合、本業以外の「所得」(収入-必要経費)が年間20万円を超えると「確定申告」の対象になり、税金(所得税、住民税)の支払にも影響が及びます。また、配偶者の扶養範囲内で働く場合も、税金(所得税、住民税)や保険料(健康保険料、年金保険料)などを考えたうえで働き方を決めることが大切です。

いずれにしても、最初に働き方を決めておかないと、せっかく得た収入が税金や保険料などの関係により、大幅に減少してしまうかもしれないのです。それを最小限に抑えるためにも、可能な限り効率的な働き方を選びましょう。

なお、副業として働くときは、本業をはじめ、家事や育児などとのバランスが大切になりますね。休日に集中して仕事をするほか、夜の時間帯を利用して地道に続ける方法もあります。どの方法を選ぶかは個々の事情にもよりますが、家族との時間を大切にしながら働くことをお勧めします。

安定した収入を得るためには?

会社勤めを始めると、最初の月から給与がいただけますね。しかし、ライターとしてスタートしても、すぐには収入が得られないのです。収入を得るためには、仕事を待つのではなく、自分で積極的に探すことが条件になります。もちろん、「専属ライター」になると、安定した収入が期待できますが、そこに至るまでには、少しずつステップアップしていく必要があるのです。

最初は、クライアント(依頼人)やエージェント(仲介人)と契約して、仕事をいただく形から始めましょう。また、クラウドソーシングを扱うところに会員登録を行い、自分に合った仕事を行うスタイルも注目されていますね。

なお、1カ所からの収入だけを期待しないほうが賢明だといえるでしょう。クライアントやエージェントと契約しても、いつもコンスタントに仕事をいただけるとは限らないからです。ただし、あまり多くのところと契約すると仕事の調整が難しくなり、相手に迷惑を掛けることも知っておきましょう。

単価だけで選ばないことが大切!

ライターの仕事に限ったことではありませんが、やはり、仕事をするためには、どれくらいの収入になるのかを考えてしまいますね。また、それが仕事のモチベーションアップにもつながります。

もし、目の前に2つの案件があるとします。同じような内容なら、少しでも高待遇になるほうを選んでしまいますね。また、それが本音だと思います。しかし、単価がいいというだけで安易に仕事を選ぶのは大変危険なことです。

単価のいい仕事は、それ相当のスキルを求められます。文字数が多くなるのはもちろんのこと、指定キーワードを挿入したり、画像をアップしたりと、ライティングだけでなく、プラスアルファの条件が多くなります。もちろん、スキルアップのためには、そういった条件を含む仕事にチャレンジする必要がありますが、最初から欲張らないことも大切です。

極端な言い方ですが、ライターの仕事で自信をつけるためには、単価が安くても承認確率の高い仕事から始めることをお勧めします。記事を作成するときも大変ですが、修正をするときのほうがもっと大変なのです。そのために費やす時間や精神的なプレッシャーを考えて、まずは「安全第一!」を最優先しましょう。

ダブルブッキングを避けることも大切!

仕事を引き受けるときには、即答しないで一呼吸置くことも大切です。せっかく依頼された仕事をお断りするとすべてが終わってしまうと考えてしまい、ついつい無理をしてしまいます。ただし、いったん引き受けた以上は、よほどのことがない限りはお断りできないことを知っておきましょう。

また、仕事を引き受けることで起こりがちなのがダブルブッキングです。そうならないためにも、締切日の設定を長くしてもらうことが大切です。また、締切日が重なるのを防ぐためには、カレンダーや手帳などに予定を書き込んで把握できるように心掛けましょう。

在宅での仕事は、自分でスケジュールが立てやすいメリットがあります。その一方で、親戚づきあいなどプライベート面との両立が難しくなります。また、仕事をする場合は複数台のパソコンを所有することが理想的です。しかし、インターネット回線にトラブルが発生するかもしれません。雷雨のため、仕事を中断せざるを得ないこともあるかもしれないのです。

いろいろ考えるとキリがありませんが、想定外のできごとはけっこうあるものです。あまり神経質になると体が続きませんが、最低限、ダブルブッキングは避けることが大切です。

さらに、サポートが受けられることも大切!

インターネットを使って仕事をする場合、相手の顔や声を知らないままのことも少なくありませんね。もちろん、そういった環境はデメリットばかりではありませんが、原稿料の未払いなどトラブルの原因にもつながります。

会社名をころころ変更したり、何度も引っ越したりする悪徳業者がいることも知っておきましょう。環境が変わっても同じメールアドレスの使用は可能ですので、そういったメリットを悪用される場合もあります。

また、ライターの仕事は、発注者(クライアントやエージェント)から仕事を受ける形になりますね。そのため、不利な条件を提示されても、受けてしまう場合も少なくないのです。特に、クライアントと契約する場合は、間に入る人がいないため、トラブルになったときは個人では解決が難しくなります。そういう面倒な想いを避けるためにも、サポート体制がしっかりしたクラウドソーシングでの仕事も考えましょう。

最初にお話ししたように、ライターとしての働き方にはいろいろなスタイルがあります。しかし、どのような働き方をするにしても、仕事でお金をいただくという自覚や責任をもつことが大切です。また、不要なトラブルを避けるためにも、サポート体制が整ったところで仕事をすることをお勧めします。

なお、金銭面などで疑問を感じたときは、少しでも早く地域の消費者相談窓口へ相談することが大切です。

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