これだけは知っておこう!ライターの仕事探しで大切なこととは?
ライターの仕事は、インターネットを使う形式が多くなっています。そのため、パソコンの基本操作はもちろん、インターネット環境が整っていることが条件になります。また、ライティングの仕事が収入に結びつくためには、仕事探しのコツを知ることが大変重要です。
ここでは、ライター初心者やライターを目指す人を対象に、仕事探しのノウハウについてまとめました。
信頼できるところを探そう!
仕事を通じて良好な関係を続けるためには、お互いの信頼関係が大切です。特に、相手の顔がみえないインターネットの世界では、取引相手が信頼できるかどうかを確かめることが大変重要だといえます。
ライターの仕事を受注する方法には、クライアント(依頼人)と契約を結ぶほか、エージェント(仲介人)と契約を結ぶ方法も知られています。また、発注者(クライアント、あるいはエージェント)を探すためには、ライター関連情報を扱うサイトや、そこに掲載されている広告記事などを有効活用しましょう。
そのひとつ、ライター関連情報サイトを閲覧するときは、発注者の住所や電話番号が明記されているか確認することも大切です。また、サイトのURLが掲載されている場合は、きちんとアクセスして、詳細をチェックしておきたいですね。
なお、仕事に関するやり取りはメールで行うことが一般的です。ただし、相手とメールが通じるからといって油断は禁物!ご存知と思いますが、メールアドレスは引越し後も継続使用できますね。もしかしたら、そういった便利なシステムを悪用するところもあるかもしれません。
何らかの費用を求めるところは要注意!
クライアントとの直接契約に多いことですが、募集時の条件には挙げないで、契約段階になってから、あるいは、契約後に「保証金」などの名目で初期費用を請求してくる場合もあります。
これは、オンラインで行うライターの仕事だけでなく、封筒の宛名書きなどオフラインの仕事でもあり得ることです。
収入を得るために仕事を始めるのに費用が掛かる?やはり不自然なことですね。仕事を始めるために初期費用を求められた場合は、絶対に契約しないと肝に銘じておきましょう。もし、契約してしまったときも諦めないで、速やかに「消費者相談窓口」に相談することをお勧めします。
また、仕事の単価アップを持ちかけて、それに役立つ資格取得を勧めるところもありますが、そのような話が出たときも要注意です。なぜなら、発注者はライターとして即戦力を求めているからです。もし、資格取得のために高額な教材購入が必要な場合は、教材販売目的の悪徳業者だと疑うことが大切です。
もちろん、ライターの求人には、初心者や未経験の人を対象にした案件も少なくありません。また、バリバリ仕事をこなしているライターも、最初は戸惑いながら経験を積んでいますので、その点については安心してください。
なお、仕事の連絡方法としてスカイプを使うところや、案件によっては画像アップのツールなどが必要になる場合もあります。もし、それらを導入するときは、導入価値があるかどうか、また、継続して使うかどうかもきちんと判断しましょう。
サポート体制の有無を確かめよう!
ライターの仕事をするためには、自分の記事が発注者のニーズに合致するかが大きな課題になります。これは、ライターが抱える大きな課題ですが、特に、ライター初心者や未経験の人は不安な気持ちが大きいでしょう。そのような気持ちを緩和するためにも、サポート体制が整っているところで仕事を始めることをお勧めします。
ライターの仕事には、クライアントやエージェントから受注する方法のほかに、クラウドソーシングを運営する会社に会員登録して行う方法もあります。こちらの方法の大きなメリットは、サイト上で自分に合った仕事を探せることです。
また、自分の得意分野から始めることもできるため、このようなスタイルで仕事をするライターも増えています。
なお、クラウドソーシングを始めるときは、仕事の流れや原稿料の支払方法だけでなく、サポート体制についてもきちんと確認しておきましょう。たとえば、作成した記事に承認制を導入しているところがありますが、非承認になった場合、ワンポイントアドバイスがあると大きな励みにもなります。
最初は簡単なテーマから始めよう!
ライターの仕事を続けていくためには、特定のジャンルだけでなく、幅広いジャンルに対応できることが望ましいといえます。そのほうが仕事を探すときにも有利になります。また、同じ発注者から継続して仕事をいただけることにもつながります。
しかし、最初から多くのジャンルを手掛けないほうがいいかもしれません。なぜなら、いろいろと覚えることが多過ぎて、記事作成のために調べたことが身につかないかもしれないからです。
記事作成のためには、膨大な資料収集が必要になります。そのとき、参考にできるのは公式サイトなど信頼できるサイトですが、実際に使えるのはほんのわずかということも知っておきましょう。また、常に最新情報に触れておくことも大切だといえます。
ある意味、ライターの仕事は体力勝負です。また、目の前の課題に対して、根気強くコツコツ取り組むことが求められます。そのためには、最初から高いレベルの仕事を選ばないで、簡単なテーマから始めることをお勧めします。
また、それを可能にするためにも、自分で仕事が探せるクラウドソーシングも選択肢のひとつです。
仕事を辞めるときの段取りも大切!
自分や家族の事情によって、仕事を辞める場合もあるかもしれませんね。そんなときは、仕事を辞めるときの段取りが大切になります。「立つ鳥跡を濁さず」といわれますが、退職するときは、少しでも早く伝えることが大切です。やむを得ない場合はともかく、通常は、遅くとも1カ月前までには「退職届」を提出できるように準備を進めましょう。
なお、ライターとしての働き方は、単発的な仕事と継続的な仕事とに大別されます。単発的な仕事の場合は、受注した仕事が終わると契約が終了します。一方、発注者から継続的に仕事をいただいている場合は、少しでも早く辞意を伝えることが大切です。
ライターの仕事を始めるためには、自分で仕事探しをすることが大切です。また、自己管理できるスキルが求められます。在宅ワークには、家事や育児などと両立しながらできるメリットが大きいといえます。
その一方、仕事に対する責任感をもつこと、公私混同しないことも大切な条件になります。ライター初心者やライターを目指している人は、社会人としての常識を心得たうえで、仕事をバリバリこなしていくことをお勧めします。