知ってはいけない!面白い文章の書き方まとめ
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みなさんの中には、ブログを書いて情報発信している人もいるのではないでしょうか。もし、趣味の日記として書きとどめるだけなら、文法とか表現力とか意識しなくてもいいですよね。それに、あまり意識しすぎると書く楽しみが半減、あるいは重荷になってしまうかもしれませんね。
一方、ライターの記事は趣味のブログと全く同じというわけにはいきません。やはり、多くの人に読んでもらえないと意味がないのです。そのためには、タイトルも含めて、思わず笑いたくなるような面白い書き方が必要になります。
ここでは、そんな面白い文章の書き方について、私の体験談を交えてお話ししたいと思います。
正しい文章への意識が単調な文章の量産に?
文章を書くときにワードを利用する人もいますね。そのとき、誤字や脱字があると、入力した文字の下に波線が付いたりしますよね。最初から付いているみたいなので、あまり意識しない人もいるかもしれません。
しかし、これは文として成り立つかどうかをチェックする大切な役割をしているのです。もし、波線が表示されたら誤字・脱字がないかをきちんと確かめることをお勧めします。このように、正しい文章表現を意識することは大変重要です。
一方で、あまり意識しすぎると文章全体がガチガチになってしまいます。
また、書いていても息苦しくなるほど単調な文章の量産にもつながりますので、その辺のバランスが大切だと言えます。
ただし、「です・ます」「だ・ある」などの文末表現の指定はきちんと守って書く必要があります。特に、「~と思います」という主観的な表現や、「~ですよね」などの話し言葉が使えるかどうかについても、きちんと確認しておきましょう。そのためには、文末表現方法の具体例を一覧表にまとめて、作業中に見える場所に置いておくといいですね。
誰にでも伝わる文章と面白い文章は違う?
ライターの仕事をするためには、読み手に伝わる文章を書く必要があります。そのためには、取り上げるテーマについて熟知している人だけでなく、初めて見聞きする人も理解できるように、分かりやすくまとめることが大きなポイントなのです。
もし、同じようなテーマの案件を立て続けに引き受けると、お腹いっぱいになることがありますよね。
たとえば、農作物に関するテーマだとします。農作物は田畑やビニールハウスでつくりますが、あまり知らない人もいるかもしれません。記事で紹介するときは、まず、そこからスタートする必要があるのです。しかし、種をまいてから収穫するまでの一連の作業を書き記すだけなら、「理科の観察日記」になってしまうかもしれません。
たしかに、誰にでも伝わる文章にすることは無難ですが、それでは読み手にインパクトを与える面白い文章とは言えないのです。
もちろん、事実と反することを書くことは許されませんので、自分のオリジナル性をいかに発揮するのかが大きなポイントになってきます。
面白い文章の書き方はオリジナル性が重要
「頭の黒いネズミ」ということわざがありますね。これは、物が無くなったときに身近な人を疑う意味もあり、例題としてはあまり好ましくないのですが、あえて取り上げました。
もし、このことわざを「頭の黒いネコ」と表現するとどうでしょうか。
実は、国語の授業で自信たっぷりに発言したために教室が揺れるほど大爆笑になったという、私の高校時代の大変恥ずかしいエピソードなのです。母から聞いていたことわざを鵜呑みにしていたのが悲劇の原因ですが、居合わせた人には強烈なインパクトになりますね。
もちろん、ことわざを間違えたまま伝えることは好ましくありませんが、このようなオリジナル性があると面白い文章が期待できます。そのためには、テレビのお笑い番組なども含め、さまざまな場面にアンテナを張って情報収集することをお勧めします。なお、いくら面白い文章であっても、人を傷つけるような表現を避けることが大切なことは言うまでもありませんね。
主観を上手に入れるのも面白い文章には必要
ライティングに取り掛かるときには、記事に求められる主旨を正しく理解することが大切です。もし、キーワードの使用回数が決められているときは、その回数をきちんと守る必要がありますね。また、記事によっては主観を入れてはいけない場合もありますので、文末表現に「~と思います」「~が欠かせません」などを使うことは避けましょう。
一方、さりげなく主観を入れること面白い文章になることがあります。情報番組でニュースの原稿が読み上げられますが、あれは誰が読んでも同じ内容ですね。ただし、そのニュースに対する意見にはコメンテーターの個性が反映されますよね。もちろん、主旨から大きく逸脱する内容はふさわしくありませんが、自分の考え方をうまく表現することも大切ではないでしょうか。
ライターのみなさんの中には、原稿用紙100枚以上の長編小説をサクサク書き進める人がいるかもしれません。やはり、自分の主観で書ける文章は書きやすいからです。そういった貴重な体験をライターの仕事に活用できるようになるといいですね。
面白い文章は正しい文章とは相容れない
これまで、面白い文章の書き方についていろいろな角度からお話してきましたが、面白い文章は正しい文章と相容れないことと言えます。逆に言うと、正しい文章が面白い文章とは限らないのです。
冒頭でお話しした趣味のブログを振り返ってみましょう。自己表現のひとつとして書いている趣味のブログは、文法を意識しなくてもいいですよね。また、テーマパークへ行ったり、人気のグッズを購入したりした感想をアップすることもありますが、個人の主観で書いても差し支えありませんね。むしろ、ブログ運営者の個性に魅かれて読者になる人もいるのではないでしょうか。
ところがライティングの仕事をする場合、どこまで許されるのかは大変微妙なところです。自分の体験談や口コミを書く場合は問題ありませんが、観光地案内や商品説明記事などを書くときは、誇大表現にならないように心掛ける必要があります。そのため、ライティングに慣れるまでは、自分が書きやすいジャンルから始めたほうが無難だといえるでしょう。
自分が書いた記事を読んでもらうためには、面白い文章であることが不可欠な条件です。そのためには、インパクトのあるタイトルも必要になりますし、読んでいて飽きない文章を作ることも大切です。それ以前に、記事を書いている本人がワクワク・ドキドキするような気分になれることもライティングには大切だと言えるでしょう。
ふだん、なにげなく書き綴るブログはけっこう面白い文章なのに、仕事として書き始めるとガチガチに固まってしまう……。
そんな方も、ご心配なく!ベテランライターのみなさんも、そうやって自分の殻を破ってきたのですから!
むしろ、ライターとして成長していくためには、立ち止まったり、振り返ったりする時期もあることを知っておきましょう。また、そういった貴重な体験をすることで、近い将来、必ずプラスに転じることができます。そのことを信じて、お互いに頑張りましょうね。
こぶたのまとめ
面白い文章とは
・文末表現に「~と思います」「~が欠かせません」はNG
・正しい文章でもドキドキワクワクする
・自分のオリジナル性がある
WRITER編集部 kobuta
毎日が勉強。よりよい記事をお届けするため日々進化し続けるこぶたです。
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