論理的な文章を書く3つのコツ!承認される記事とされない記事の違い

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誰が読んでもわかりやすい”論理的”な文章、書けてますか?

ライターとして文章を書く際に、気をつけないといけないことが幾つかあります。誤字脱字に気をつける、決め付けで文章を書かない、そして意外に忘れがちなのが論理的な文章を書くということです。

論理的な文章とは、いったいどういった文章なのか。
改めて考えると、どんな文章が論理的なのか、ちょっと難しい気がしますよね……?

論理的な文章、それは『話の筋が通っている文章』のことです。

どんなに面白く、人を惹きつける文章だとしても、話の筋が通っておらず、何を言いたいか分からない文章は記事としての信頼度が低いため、せっかく書いた文章だったとしても、承認されにくくなってしまいます。

それでは、どんな文章が論理的で、どんな文章が論理的ではないのか?
具体的な例を見て行きましょう!

論理的な文章とそうでない文章の違いとは?

論理的でない文章
「絵ばかり描いて、漫画家になりたかったです。でも、調理師学校に行って、料理のことを勉強し、お料理屋さんで働くようになりました」
論理的な文章
「私は小さいころから、コックさんになりたかったので、調理師学校に行って、料理のことを勉強し、お料理屋さんで働くようになりました」

ちょっと極端な例かも知れませんが、論理的な文章とそうでない文章の違いが良く判って頂けたのではないのでしょうか?

例えば「論理的でない文章」を読んでみると何が言いたいのか、話の辻褄があっていないから話の意味を理解するのが難しいハズ。

料理のことを勉強し、お料理屋さんで働くようになりました、なら話の筋が一本通っています。しかし、わざわざ「絵ばかり描いて、漫画家になりたかった」という余計な文章が入っているせいで何が言いたのか、まったく頭に入らなくなってしまっていますよね。

漫画家になりたかったのなら、漫画家になりたかったこと。コックさんになりたかったなら、コックさんになりたかったこと、そのどちらかに焦点を絞って記事を書かないと、文章の中身がブレてしまうため、話の意味が理解し難い論理的でない文章になってしまいます。

また「論理的でない文章」の中には「感情的な文章」というものもあるんです!

「感情的な文章」にも注意して!

感情的な文章
「この化粧水は、本当に効果があって、びっくりしました!こんなに効果がある化粧水を使わないなんて、もったいないですよ!」
論理的な文章
「この化粧水は、セラミド成分が配合されているから、効果があります。保水成分のおかげで肌が潤う化粧水を使わないなんて、もったいないですよ!」

論理的な文章と対照的なのが「感情的な文章」です。言い換えれば「主観的な文章」とも言えます。例のように化粧水を紹介する文章を読んだ時、どちらの文章がわかりやすかったでしょうか?

きっと論理的な文章の方が、化粧水に配合されている成分や、どんな効果があるのかが文章を読んで理解できるから、「もったいない」という言葉の意味を、より強く理解できたハズです。

対して、感情的な文章はと言うと、確かに化粧水としての効果はあるのかも知れませんが、どんな成分が入っていて、どんな効果があるのかが記載していないため、まったく紹介している化粧水の良さが理解できません。

クライアントが求めている、承認される論理的な文章とは、客観性があり、具体的な情報が記載されてあり、誰が読んでも話の筋が通っていて、わかりやすい文章のことです。

それ以外の文章は、どんなに面白い文章だとしても、記事としてはクオリティが低いため、承認されることはありません!

論理的な文章を書くのは簡単です!

論理的な文章とそうでない文章の違いがわかったら、承認される論理的な文章を書くのはカンタンです。ご紹介する以下のコツを意識しながら文章を書けば、あなたの文章は自然と論理的な文章になっていることでしょう!

【論理的な文章を書く3つのコツ】

  1. 紹介する商品やサービスの具体的な数字や根拠を文章の中に盛り込む
  2. 起承転結を意識しながら文章を書く
  3. 書きたいことは1つに絞る

論理的な文章を書くためには、具体的な数字やその記事の紹介したいものや、説明したいことの根拠となる情報が必要です。
承認される文章を書くためには、「具体的な数字」「根拠となる情報」は絶対に必要なことなので、記事の中にこれらの情報は必ず盛り込むようにしてください。

次に大切なのが起承転結を意識するということ。
せっかく「具体的な数字」「根拠となる情報」を書いていても、起承転結がしっかりとしていなければ、記事としてのクオリティが低くなってしまうので、承認されにくくなります。
また、起承転結がきちんとしている文章は話の筋が通りやすくなるので、自然と論理的な文章を書きやすくなるんです!

そして最後に大切なことは書きたいことは1つに絞るということ。
ついつい「あれも、これも」と情報をたくさん盛り込んでしまいたくなりますが、情報があり過ぎても「この記事は何が言いたいんだろう?」と記事の内容が理解しにくくなってしまうので、よくありません。

承認されやすい記事を書きたいのなら「論理的な文章を書く3つのコツ」を意識しつつ、”具体的”で”話の筋が通っている”文章を書くように注意してくださいね!

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こぶたのまとめ

① 論理的な文章に必要なのは「話の筋が通っている」こと
② 話の筋が通っていても、記事に客観性がなく、具体性や根拠となる情報が薄いと論理的な文章にはならない!
③ 以下の3つの論理的な文章を書くコツを意識して記事を書けば、承認される記事になる!
「紹介する商品やサービスの具体的な数字や根拠を文章の中に盛り込む」
「起承転結を意識しながら文章を書く」
「書きたいことは1つに絞る」
 

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みんなの感想文

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  • 文章を書くにあたって自分に最も足りていないのが、論理的では無いという点だと思っています。読んでいて、ハッとさせられました。書きたい事を盛り込み過ぎずに簡潔に書くと言うのは私でも出来そうなので、取り入れようと思います。
  • たくさんの情報をあれも、これもと詰め込みすぎてしまう自分にとって、論理的な文章の書き方のコツがわかりやすくまとめられていて大変参考になりました!書きたいことは1つに絞る、というのは目から鱗です。意識していきたいと思います。
  • きちんと筋道が通っているかなど、読み手の気持ちになって文章を書くことが大事かわかりました。商品ひとつを褒めるにしても、何がどう良かったのか説明していけるようにライティングに取り組んでいきたいと感じました。
  • 普段から論理的な文章の作成には気を配っています。感情的な文面は必要な時以外は使用しないようにしていましたが、今回の事例を拝見して、組み合わせて書くと、感情的な文面が協調されて、それはそれで説得力のある文章になるなぁと思いました。このテクニック、使わせてもらいます!
  • 話の筋を通して感情的にならない文章を書くように気をつけていきたいです。また、客観的でわかりやすい視点がライティングには重要なスキルだと感じました。いつも論理的な思考を働かせて作業をしようと考えています。
  • これまであまり意識していなかった、文章の論理性について大切さを学ぶことができました。読み手に対して説得力のある文章を提示するためのポイントを把握できて良かったです。これからは感情的な文章にならないように注意したいと思います。
  • まず、文章を書く上で一番大切で初歩的な部分について書かれており、それが非常にわかりやすく書かれています。例文も短く、例文同士が比較しやすい形で載っているため、自身がどちら寄りの書き方をしていたかが分かり勉強になりました。
  • 論理的な文章を書くというのはライティングの仕事を通して、様々な分野に生かせるなと思いました。誰かに何かを説明する際にも、感情的に話すのではなく、頭の中でライティングをする際と同様に論理的に組み立てていけば相手に上手く伝えられます。その際は記事にあるように客観性、具体性を持たせる事で、説得力が増し、より円滑にコミュニケーションが図れる様になるのだと思います。
  • 書きたいことは1つに絞って文章を作る、これが意外と難しいなと思いました。必要な文字数の関係もありますし、あれこれと別途情報を付け足して少し寄り道しないと説明できない事もあるからです。他に書かれていた事は至極当然な事だと思いました。
  • 例文の違いが極端なのが逆にわかりにくくて残念だなと思いました。例文の論理の無さは誰にでもわかりそうですし、もう少しこうした方がいいよという例が欲しかったです。ただ、起承転結のストーリーを意識しながら文章を作るというのは参考になりました。
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