ダメ出しをもらったときこそチャンス!それをどう活かすかで道は分かれる!

長くライターを続けていると、いろいろな案件に出会います。
クライアント様ごとに求める内容が大きく違うため、掲載サイトもレギュレーションも似ているのに、同じように書いて提出した記事が、片方は大絶賛、もう片方は凹むほどのダメ出しをくらうなんてことは日常茶飯事です。そこで、私がこれまでに経験したことから、皆さんの参考になりそうなケースについてお話します。

 

ほめられるのは気分がいいけれどハードルも上がる!

いろいろなクライアント様の仕事を受けていると、中には私の文章の書き方がちょうどツボにはまる方もいらっしゃいます。
クライアント様がどのような企業で、どのようなサイトに掲載する記事なのかなどをチェックして書いているのは毎回同じなのですが、本当にすべてがうまくはまると、最初に提出したときの記事がよい評価を受けることがあるのです。

もちろんそんなケースはまれですが、ピッタリはまれば次からは指名で依頼をいただける可能性が高く、とてもありがたいことです。しかし、実はこの『大絶賛』が大きな落とし穴でもあるのです。
クライアント様が求める基準が最初に提出した大絶賛記事になってしまうため、それから先もそれ以上の内容を求められることになるからです。

自分の書いた記事が一発で評価されるとつい「前と同じように書けばOK!」と思いがちですが、実際は前と同じではダメなのです。
2回目以降の記事はハードルが上がっているため、前以上が求められます。ですから、評価がよかったときほど気を引き締める必要があるということを実感しました。

 

ダメ出しは愛のムチ!一瞬だけ深く落ち込んだら全力で挽回を!

プラチナライターの私にも、レギュラーやゴールドのライターの時期がありました。そして、「完璧だ!」と思って投稿した記事が非承認になって凹んだ経験も当然あります。

皆さんは、非承認になったときどういう対応をしていますか?もう1回同じような記事にチャレンジするか、苦手だと感じて全く別の記事を書くようにするか、人によって様々だと思います。
私はどちらかというと前者で、何が原因で非承認になったかを確かめてから、「じゃあ、これでどうだ!」と再チャレンジする方でした。

プラチナライターの場合、書いた文章は非承認にはならず、修正依頼の形で書き直しをすることになります。その際、クライアント様の生の声が書かれた指示書を見る機会があります。
中には『厳しい』というよりも『理不尽』と思えるほどの理由で重箱の隅をつつくような修正依頼が来ることもあるため、かなり落ち込みますが、ずっと落ち込んでいたのでは、ライターとして生きていけません。

ダメ出しをどう捕えて対応するかによって、それから先のライターとしての仕事内容がまったく変わってくると思います。ダメ出しをくらったら、それは愛のムチだと思って、一瞬どん底まで落ち込んだら、すぐに浮かび上がって全力で挽回することをおすすめします。

 

修正依頼が来た時こそ指名を得るチャンス!活かすも殺すも自分次第!

私はプラチナライターを続けてきて、修正依頼が来た時こそ指名を得るチャンスだということを実感しました。

修正依頼が来たときは、はっきり言って凹みます。「ちゃんとレギュレーション通り書いたのに」と思うことがほとんどですし、「何でこんな言い方するの?落ち込むわ!」という書き方で修正依頼が来ることもたまにあります。
でも、そんなときでも落ち込んでいるヒマなどありません。ライターは他にいくらでもいるのですから、ただ凹んでいたら、次からは他の人のところに依頼が行ってしまいます。

実は、何度も対応をしているうちにわかったことですが、ダメ出しがもらえるものほど、クライアント様が何を求めているかがはっきりするため、次回からの対策がしやすくなります。しかも、きちんと対応すれば、指名で仕事をいただける可能性も高いのです。

ですから、厳しいダメ出しをされた時ほどすぐに気分を切り替えて、クライアント様が何を求めているのかを今一度じっくり考えてみるとよいと思います。何を直せば納得していただけるのかがわかります。
 

修正するなら納期ギリギリはNG!できるだけ早めの対応を!

「じゃあ、これでどうだ!もう文句は出まい!」といえるくらいにして再提出すれば、おそらくそれで修正は終わりになります。でも、その際注意した方がよいのが納期です。

修正依頼は前に一度締切があって提出した分が戻ってきているわけですから、クライアント様が少しでも早く欲しがっていることだけは間違いありません。それでも、即対応は難しいだろうということで、数日間の余裕を持った納期になっていることが普通です。

ですから、私の場合は、修正が来たら、できるだけすぐに直して戻すようにしています。すぐに手を付けられない場合には修正依頼の内容だけでも先にチェックして、不明点を運営事務局経由で先方に確認してもらうようにしています。
一度悪い印象を与えてしまっている相手に、少しでもよい印象を持ってもらうためには早めの対応が必要です。

 

よい評価も悪い評価も通過点!活かさなければ無駄になる!

自分の書いた記事の評価がよければうれしいし、悪ければ悔しいというのはおそらく誰でも同じでしょう。でも同じ記事を二度使えるわけではないのがライターの仕事です。
自分の記事であっても、使えるのは一度だけですから、よい評価も悪い評価も通過点だと思って、その評価の活かし方を考えた方がハッキリ言って得です。

よい評価も悪い評価も、どちらも指名で仕事をいただけるチャンスにすることができます。よい評価の時はもちろん、悪い評価をもらったときも、理由をきちんと理解してすぐに直したときほど次の仕事につながるということは実証済みですから、ただ落ち込むだけではもったいないですよ。

▼サグーワークスでたくさんの案件に出会って、クライアントが求める要望に応えられるライターを目指しましょう。
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こぶたのまとめ

ダメ出しをチャンスにするために

  • 非承認でも全力で挽回することがおすすめ
  • 気分を切り替えて何を求められているのか考える
  • 再提出をするために納期に余裕をもつ

ダメだしは活かさなければ無駄になってしまうので、プラスに考えていきましょう!
 

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みんなの感想文

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  • ダメ出しされたら全力で挽回するという姿勢に感動しました。躍動感のある文章でしたから、リアルな生活でも前向きな方なのでしょうか。私自身はダメ出しされたら諦めてしまうタイプなので、とても勉強になりました。
  • 自分は修正依頼があるととても落ち込んでいました。しかし、この記事では前向きに修正をプラスに考えていたのでとても参考になります。自分も修正をチャンスと考えて記事を書けるようにしたいと思いました。自分の考え方を正してくれるような記事でした。
  • 記事が承認されたとき、非承認になった時のそれぞれの心構えを知ることができました。特に非承認になった時の気の持ちようやそれをどう活かすかなどはすぐにでも実践できる内容でしたのでしっかりと覚えておきたいです。
  • ライティングの仕事をしていてダメ出しをもらったことはたくさんあります。私の場合は、ダメだったら違うタイプの記事を書いてやるという気になってしまいます。この記事を読んで、ダメ出しはチャンスなんだと思うことができました。
  • 記事作成は自分の書きたい事を表現できる素敵な場なのですが、クライアント様からお金をもらって書く以上は最低限のルールとマナーが必要だと感じました。一記事一記事を大切に書こうと新たに思ったので、良いタイミングで読む事が出来ました。
  • ダメ出しは愛のムチ!これはやはり仕事をする上で重要な考え方なのだと改めて思いました。1回の失敗で諦めてしまうのはもったいないことですし、失敗を次の記事に生かすのは大事なことです。低評価も高評価も繰り返せば全て自分の糧になるのだなと感じました。
  • 私も非承認の記事は再投稿依頼がある時は自分の中でもう一度記事を確認し頭の中で整理して再投稿しています。それでも非承認になると凹みました。今ランクはレギュラーなのでどんな事にも挑戦し、ピンチはチャンスだと思い頑張ろう!!と心に決めました!
  • プラチナライターになるための、心構えのような物を知れた気がします。色々厳しい事もありそうですが、その分やりがいを持ってできる仕事だなと感じました。私もプラチナライターを目指しているので、この記事を教訓に頑張ってみます。
  • 「ライティングで在宅ワーク」と聞くと、自分の生活リズムに合わせて好きな時に好きなように働けるという「自由」を連想させる発想があると思います。実際私もその一人でしたが、今回こちらの記事を読み、クライアントのニーズに応える難しさや人それぞれ個々の価値観や考え方の違いがある上で受けるダメ出しの厳しさなど、改めて自分の思いを表現した文章を公にするとう責任の重さを考えさせられました。
  • まだライターのお仕事を始めたばかりなので記事が承認されなかった時は落ち込むこともありましたが、ダメ出しされた時は捕らえ方や対応の仕方によりその後の展開が変わることが学べました。ダメ出しされてもポジティブ思考で頑張ろうと思います!
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