ライター同士のつながりに意味はある?交流会やセミナーのメリット
webライターになると交流会やセミナーに誘われる機会もあります。しかし、「現在の収入に満足しているのでこれ以上スキルを磨きたいとは思わない」という人もいるでしょう。
しかし、交流会やセミナーの目的は勉強だけでなく、ライター同士のつながりを作ることも含まれています。webライター同士の接点が生まれると、仕事にもたくさんのメリットが生まれるでしょう。ここでは、ライター同士がつながる理由について詳しく解説します。
他のライターの仕事ぶりにヒントをもらえる
webライターは会社員のように、先輩や上司がいる仕事ではありません。参考書などを読んで勉強することはあっても、基本的には独学で仕事の進め方を覚えていきます。結果、自分では仕事に満足しているつもりでも、客観的に見てのびしろを残しているwebライターは少なくありません。しかし、本人はその点に気づかず毎日を過ごしてしまいがちです。
他のライターとつながりを持つと自然に仕事の話になり、お互いの仕事ぶりについて確認し合えるでしょう。他人の良い部分を通して、自分の至らない部分を見直すきっかけにもなります。
逆に、他人から仕事ぶりを褒めてもらうことで、自覚のなかった長所を知る機会にもなります。ライター同士接点が生まれれば、自分の能力を正確に把握できるようになるのです。
ライバル意識を持ってモチベーションにつながる
webライターは会社から課せられたノルマもなければ、出世コースもありません。そのために、純粋に好きなジャンルを追求することができるマイペースな仕事です。
一方で、モチベーションを保ちにくいデメリットもあります。「今日は無理して仕事をしなくてもいいか」と誘惑に負けてしまうwebライターも少なくないでしょう。
そこで、webライター同士のつながりを持ち、お互いに刺激を与え合う交流会は大切な場所となります。「この人は自分よりも頑張っているな」とか「この人みたいに信用されるライターになりたい」といった意識が芽生えれば、これからの仕事のモチベーションに変わります。つい家でダラダラしてしまいそうなときでも、ライバルの顔が浮かべば気を取り直してパソコンに向かえるでしょう。
同業者だからこそ悩みを相談できる
もちろん、webライター同士はライバルであるだけでなく、仲間になることも可能です。むしろ、webライターの悩みはwebライターでなければ分からない部分も大きいのです。会社に所属しているわけでもなく、ボーナスや昇進があるわけでもないwebライターの仕事内容は、一般的な会社員には共感されにくいものです。中には悩みのあるライターに「好きなことができているからいいじゃないか」という暴論をぶつけてくる人もいるでしょう。
しかし、webライター同士ならお互いの悩みに寄り添い、共有し合えます。ベテランのライターの経験にはヒントが満ちていますし、若いライターの相談に乗る過程で自分自身への気づきも生まれるでしょう。苦しみを支えあえる仲間として、webライターのつながりは貴重です。
つながりが思わぬ仕事につながる可能性も
webライター同士の人脈が生まれれば、思わぬ仕事につながる可能性もあります。たとえば、誰か他のライターがwebメディアを立ち上げようと決心したとします。当然、執筆者が必要になりますが、そんなとき、全く知らないライターよりも実力が分かっているライターと仕事をしたいと考えるでしょう。そこで、自分に執筆依頼がまわってくるかもしれないのです。
自分で新しい分野に進出したいときにも、人脈は大いに役立ちます。人脈が豊富なら、本を書くときに専門分野があるライターの話を聞きにいったり、内容について相談したりできます。
webライターは孤独な仕事ですが、業界から孤立していい仕事ではありません。積極的につながりを深め、長期的にお互いを支え合えるような仲間を見つける努力が大切です。
こぶたのまとめ
ライター同士でつながるメリットは
- 仕事ぶりを参考にできる
- ライバルが生まれる
- 悩みを相談できる
- 仕事につながる可能性がある
多くのライターとつながりを持って、お互いに支えあえる関係性を築きましょう。